足跡を踏む
札幌でバンドをやっていた時によく行っていた場所を写真に収めて歩いた。
様変わりしていたけれど、
楽器屋さんへ用もなく行って、機材を眺めてロッテリアでぐうたらして、スタジオへ行って練習をして、翌日ライブハウスへ行きライブをするようなそんな日常だった。
バンドをやめて、点をなぞるように巡ったのは初めてだった。
ありていに、楽しかったことや苦しかったこと疎外感に苛まれていたことが浮かんでは消えた。
無性に寂しかったのを今でも覚えている(それは今も変わらないのだけれど)
これから、自分はどこでどうやって生きてどこで何を諦めるのだろうか。