帰ってきた6x7
帰ってきたというか、一度手放したものの、どーしてもまた欲しくなって書い直してしまいました。
Pentax 6x7です。
以前使っていた個体は
・シャッタースピード1/500と1/1000で、シャッター幕の動きがうまく同期せずに未露光になる
・フィルムを規定通りにセットすると、10コマ目の端が切れてしまう
といった問題があり、ジャンクで売りに出しました。
今回購入した子はその辺は問題なく、
・フィルム室の蓋を開けても、カウンタが戻らないことがある
・TTLファインダーの露出計の動作が不良
ということで、安値で購入できました。
カウンタについては、単純にカウンタ部分を一回バラして組み直したら正常動作になったのでヨシ。
TTLファインダーのほうが少し厄介で、
・レンズを外した状態で露出計をONにすると、正常に動く(みたい)
・レンズを着けると、針が+に張り付いて動かない
という状況。
本体側の、レンズ絞り値を検知する部分をちょっと動かしてみたら、ほんのすこし動かしただけですぐに+に振り切れてしまう状態。
CdSの状態なんかは問題なさそうで、感度とかの設定の問題かなーとは思いますが、調整の仕方がわからないのでとりあえず保留に。
そして今回購入した個体なんですが、レンズマウント正面向かって左側に見慣れない謎のスイッチが。
何のスイッチかは不明で、ミラーの動作に関する何かかとも思ったんですが、今のところ用途は全くわかりません。
まぁ撮影動作に何らかの支障をきたすものではなさそうなので、とりあえず置いとくことにします。
今回Pentax 6x7を買い直した理由ですが
・たまたまレンズの75mmのがあった(レンズからカメラが生える現象)
・RB67も良いけど、より軽い(※対RB67比)バケペンも良い
・やっぱりあのフォルムとサイズは捨てがたい
・単純に気に入ってるモデル
というものです。
今回、「レンズからカメラがはえた」という形になりましたが、以前持っていた個体よりも遥かに状態が良い個体になりました。
露出計だってこないだTTArtisanの露出計買ったばかりだし、それがなくてもSekonikの露出計を普段から使ってます。
TTL露出計ナシのファインダーを別に探すのも手かなとも思いますが、現状のままでも実使用に何の支障もなさそうなので、とりあえずこのまま使ってみようと考えてます。
そして
念のためにフィルム室辺りのモルトを更新。
遮光がシャッター動作、フィルム送り動作も正常っぽかったので、これで初期メンテは一段落。
フィルム入れて試写して、必要に応じて調整を入れようかと思います。
今年も1年、note記事を御覧いただきありがとうございました。
来年も週1~2ペースで記事を書いていこうかと思います。
主にカメラや写真とVRに関する記事になると思いますが、引き続きよろしくお願い致します。