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Mamiy23であそぼう
先日手に入れたMamiya23ですが、以前所有していたMamiya Universal Pressとは違ったことを色々と試してみようと思いまして。
まず、フィルムバックについてですが、こちらは基本6x9フォーマットで撮影するよう設計されています。
一部6x7フォーマットの品もあったりはしますが、デフォルトでは露光面のサイズは6x9です。
ただ、今回手に入れたMamiy23に取り付けられていたフィルムバックは
![](https://assets.st-note.com/img/1712539803517-sxuZBQnNvy.jpg?width=1200)
こんな感じで、
・巻き上げ機構はダイヤル操作
・6x4.5、6x6、6x9それぞれのカウンタ表示窓が用意されてる
といった品になっています。
ただ、露光面は6x9のサイズになってまして、実質使うのは6x9だけ、といった状態です。
あれ、これひょっとしたらそれぞれのサイズのマスク作ってやれば、6x4.5とか6x6でも撮れるんでは?
と思いついて、3Dプリンターでマスクを作ってみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712540007855-cJX352Np6C.jpg?width=1200)
こちらはただ露光面の段差にはめ込むだけなので、実際に使う時にはフィルムホルダーに取り付けてマステなどで固定します
![](https://assets.st-note.com/img/1712539985214-8RAWFda9xH.jpg?width=1200)
実際に撮ってみたネガは
![](https://assets.st-note.com/img/1712540339403-Ca7cNAUuKk.jpg?width=1200)
こんな具合です。
コマ間がほぼゼロになってしまいましたw
ちょっとマスクのサイズを調整しないといけないですが、実用には問題なさそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1712540440843-EWMGVQQJiZ.jpg?width=1200)
こちらはMamiya SEKOR150mm F5.6にILFORD FP4 Plusの組み合わせで撮影しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1712540656632-rx1LdWEGPo.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712540747184-wsfOcQfdYV.jpg?width=1200)
6x9フォーマットを半分にしたサイズの6x4.5で、普通に撮ると縦構図になります。
ファインダーは6x9フォーマットのままですので、どこからどこまでが撮影されるかは「だいたいこのへんかなー」という勘に頼ったものになります。
ただ、写りそのものはかなり満足のいくもので、少しの工夫で十分実用に耐えるものになってくれます。
マミヤSEKORの精緻な写りをいろいろなフォーマットで楽しめそうなので、これからマミヤ23の出番は増えそうです。