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TOPAZ Photo AIで高画素化?

先日、仕事の関係で
・古いカメラで撮影した、画素数がそれほど高くない画像を使う
・拡大して使用するので、できるだけ高画素化したい
・極力簡単な操作で、できるだけ高品質に高画素化できないか?
という話題が上がりました。

インスタやFacebookなどで、度々「Topaz」のGigapixelやPhoto AIというアプリの広告を目にしてましたので、試しに軽く調べてみるとまぁまぁ良さそうな感じ。
Gigapixelは高画素化に特化したアプリで、Photo AIはたぶん高画素化+いろいろな編集機能を持ったアプリであるようです。

フリートライアルなどがないかなーと思って色々調べたところ、インストーラを実行→アプリをインストール後、起動時にライセンス情報の入力を行うか、それともフリーデモとして使用するかを選べるようでした。

ひとまずフリーデモとして起動して、いくつか画像を読ませて試してみました。

左側が処理前、右側が処理後のプレビュー

RICOH THETA Vで撮影した画像を読み込ませて、画素数を4倍に拡大する設定にしてみました。
奥にある木の枝や人影など、ぼやけていたところの輪郭がクッキリして見えます。
ただ、人物の部分などはAIで作った画像のようにちょっと不自然な形になってしまっています。

また、Denoise(ノイズ除去)の機能はかなり強力なようです。
フィルムのハーフサイズ判で撮影した、かなり粗いザラザラ感の強い画像も、かなりノイズを除去できてます。
これならかなりの高ISO感度で撮影したデータも滑らかになりそうです。
ただ、ガスタンクの「JP」の文字が、これもいかにもAIが処理したというような怪しい文字になってしまっています。
あと、橋のワイヤーもちょっと不自然な感じになりますね。

さほど拡大しなければ違和感は小さい

普段使っているLightroom Classicからの入れ替えに使うか、というとゴミ除去などのレスポンスや品質など、ちょっと難があるなーと感じました。

Adobe税からの脱却につながるかなーとも思ったんですが、なかなか難しいようです…


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