帰ってきたEOS7
先日、会社の同僚に貸し出していたCanon EOS7が帰ってきました。
視線入力AFという、なかなか独特な機能を持ち合わせた一眼レフカメラで、ほぼほぼデジタル一眼と同じような感覚で撮影できる機種です。
シャッタースピードやら露出補正、AFの種類切り替えや合焦ポイント表示などなど、EOS Kiss X3などと操作性はあまり変わらないような感覚で使えます。
残念ながら、同僚はなかなかフィルムで撮る機会がなかったとのことでしたが、我が家でもNikon F4と並んで高機能高性能フィルム一眼の一角。
これからは例えば「Nikon F4はISO200のカラーネガ、EOS7はISO400のモノクロ」とか、そんな具合で使い分けで活躍してもらおうと思います。
で、戻ってきて電池を交換してから動作確認も兼ねて、Arista Edu Ultra400を1本撮って見ました。
まず、視線入力AFですが、久しぶりに使ったらまぁ使いづらいですw
「人間の黒目の向きを検知して~~」という機構なようですが、なかなか合焦のビープ音なども出ず、ピントが合ってるのかどうか分かりづらいのが難点の一つ。
あと、ファインダー下部にシャッタースピードなどの情報が表示されてるんですが、この辺を確認しようと視線を下に向けると、合焦ポイントも下に移動してしまいます。
この辺のインターフェースの未熟さが、EOS7の機種に視線入力AFが実装されなかった理由なのかもしれません。
今のコンピュータの機能とAIを組み合わせれば、もっと高性能な視線入力AF、見たところにピントが合い続けるという機能を実現できるのかもしれません。
が、今現在のAF機能は凄まじい性能で、「人間の目」だけでなく、鳥の目だったり飛行機だったり、『この映像の中だったら、ここにピント合わせるべきでしょ』というのがカメラが判断して、キッチリ素早く合わせてくれます。
凄い世界になったんだなぁと、AFがついてないカメラばっかり使ってる身ではしみじみ感じ入ってしまいます。
損の他、絞りの設定だったりシャッタースピードの設定だったり、露出補正なんかの機能は特に問題なく使える状態でした。
何はともあれ、おかえりなさいEOS7。
我が家に帰ってきたからには、またこき使って上げましょう(`・(エ)・´)b
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