ハーフサイズカメラ写真展
先日、「国産中判フィルム写真展」に参加させていただいたんですが、今度は、日本国内でいよいよ明日12日のPENTAX 17発売を記念した、ハーフサイズカメラ写真展にも参加させて頂く運びとなりました。
開催は東京都で、開催場所などは以下の通りです。
期間:2024年08月30日(金)~2024年09月11日(水)
会場:Photo kanon 戸越銀座店
(東急池上線 戸越銀座または地下鉄浅草線戸越駅近くのカメラ屋さんです)
例によって東京まではなかなか出られませんので、僕は今回も写真だけの参加となる予定です…
一回でいいから、写真展での『在廊』ってのをやってみたいです…w
今度発売されるPENTAX 17や、超絶有名なOlympus PENシリーズなど、ハーフサイズカメラは高いコスパや携帯性など、従来の一眼レフにはない魅力が多いカメラです。
今回は当初Olympus PEN Fで撮影した写真で参加しようと思ったんですが、これから梅雨明けまでしばらく雨が続きそうだという点と、
「今から72枚撮って現像してプリントして送って……いやダメだわ絶対間に合わん」
という判断で、先日ようやく撮り終えた京セラSamurai X4での写真で参加しようかなと思っています。
Samurai X4は独特なフォルムのカメラで、まるで一昔前のムービーカメラのような縦長の構造をしています。
フィルムが縦方向に巻かれるような構造で、ハーフサイズカメラなのに
「普通に構えて撮って横構図」
という、ちょっと珍しいものになってます。
小形軽量…だと思うんですが、普段RB67だの大判Rittreck Viewなんかになれた僕がそう思ったとしても、本当に一般的に小型軽量なのかちょっと疑問が残ってしまいます。
カメラの形式としては「AFズームハーフサイズ一眼レフ」というかなり珍しいもので、レンズ交換こそ出来ませんがPEN Fシリーズと並んでかなり尖った(※攻めた)プロダクトになっていると感じます。
シャッタースピードやF値は調整出来ず、露出に関してはフルオートのみですが、オートフォーカスは非常に楽です。
とにかくサクサクシャッターを切って気軽に使えるので、スナップシューターとして相当秀逸な作りになってると思います。
レンズの前玉にはコーティングが劣化して剥がれたところがありますが、普通に撮影するぶんには全然問題なし。
市販のカラーネガ36枚撮りでだいたい75枚くらい撮れます。
写真展はなんと34名もの参加者がいろいろなカメラで撮った写真を展示する予定になっています。
PENTAX 17での傘下を予定されている方もおられるようで、最新のフィルムカメラとオールドカメラの共演も楽しみなところ。
近代の技術発展の恩恵を存分に受けたカメラの性能を堪能するも良し、オールドレンズ+オールド機体の組み合わせが生み出す味わいを楽しむも良し。
かなり面白い展観になりそうです。
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