.* 秋の香り *.
おはようございます!
チャイルドマインダーのみぎたです(*'ω'*)
認可保育園で保育補助をしたり、個人で訪問保育をしたり、オンラインサロン hoiku room の運営をしたりしております。
もうすっかり、マスクをつけて過ごすことが生活の一部となりましたね。
私の家から職場までは歩いて7分ほどの近さなのですが、誰かとおしゃべりしながら向かうわけではないですし、マスクをした状態で一日の長い長い拘束時間を乗り切るためにも、職場までの道のりはマスクをせずに通勤しています。
道中誰ともすれ違わないので、白い目で見られることもありません。
そして職場に着いたら手指の消毒をして着替えてマスクをして、手洗いとうがいをして保育に入ります。
そこからは、お茶を飲んだり食事をする時以外は、マスクをほぼずっとつけっぱなしで仕事をしています。
はじめのうちは本当に慣れなくて、息苦しいし、汗で蒸れてかゆいし肌は荒れるし、マスクの独特のにおいが気になって、嫌で嫌で仕方がありませんでした。
それが今ではすっかり普通になって、もはや顔の一部にでもなったかのような感覚さえあります。
これが慣れるということなのでしょう。
もちろん慣れもあると思いますが、そこに行き着くまでにはさまざまな工夫もしてきました。
息苦しさの改善には
不織布のプリーツタイプのマスク
⇩
洗えるウレタン等の3Dタイプのマスク
においは
マスクの表面にお気に入りのコロンなどを
本当にごく少量吹きかける
肌荒れは
どうしても汗で蒸れて荒れてしまうので
それ以上ひどくならないようにベビーパウダーなどをはたく
コロンをごく少量吹きかけるのはおススメです。
柔軟剤でもいいのかな。
つけすぎると自分が苦しいですし周りの人にも迷惑になってしまうので、自分がわかる程度の本当に少量を意識してつけると、マスクの独特のにおいも気にならないし、気分良く過ごせます。
こんな感じで対策や工夫をして、長い拘束時間を今もなんとか乗り切っています。
そして仕事を終え、帰り道には解放されたとばかりに外します。
最近ではすっかり秋めいて涼しくなったので、マスクを外した瞬間にすぅっとひんやりした新鮮な空気が鼻や口から取り込まれて、それが肺に流れて、生まれて初めて呼吸をしたような、初めて陸に上がった魚のような、そんな心地よい感覚にとらわれます。
それと同時に、キンモクセイの香りもどこからかやってきて、季節の香りというものをずいぶんと久しぶりに嗅いだようなそんな気さえしました。
ずっとマスクをしていることで忘れていましたが、世の中は色んなにおいであふれています。
キンモクセイや他の花の香りもそうだし、土や草のにおい、雨のにおい、おひさまのにおい、洗濯物の洗剤や柔軟剤の香り、ごはん、おやつ、飲み物の香り、車やトラックの排気ガス…
良くも悪くも本当にたくさんのにおいであふれているのです。
朝は出勤前でお仕事に気を取られているために、においを感じることがあまりなかったのですが、夕方のマスクを外した瞬間に流れてきたキンモクセイの香りで、一気に世の中のにおいを思い出しとたように感じます。
私はこのことをこども達に伝えたいなと思いました。
こども達もたくさんのにおいを日常で感じているはずですが、大人が様々な言葉や表現を使いそれを伝えていかないと、こどもは感じたことをうまく言葉で表現できず言えないままになってしまいます。
そうならないためにも大人がまずたくさんのにおいを感じ取っていなくてはいけないのに、マスクをしていることでそれが阻害されてしまっているのが、なんとも悲しいことだと思いました。
いつになったらマスクを外せるのでしょうか。
もっと身近に
季節の香りを感じたいですよね。