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【想像以上の未来って、来る!】故郷ひたちなか市の歌を自分が作るとは!80人の子どもと演奏することになるとは!の話。

今年、私の故郷である茨城県ひたちなか市の歌を作りました。そして11/1に演奏しました。共演者は80人を越える子どもたちでした。サイコー!

80人を越える共演者のみんな、イエーイ!

ひとりひとり、カラフルに個性を持っていて、素敵なhumansばかりでした。子どもというより、人間として、素敵な魅力を持っているpure soulsで。全員と握手して、できる限り多くのメンバーとお話して、たくさんのインスピレーションをいただきました。

ひとは、ひとりひとり、それぞれ異なる魅力を持っていることや、若い魂が持つ好奇心のパワーが素晴らしいこと、また、みんなの個性を壊さずに、変にまとめようとしたりせずに、そのまま集まってもらうと、どれだけ大きなエネルギーになるか…そのようなことを色々といっぱい感じました。

タイトルは「あなたとここで」。歌詞と実際の演奏のアーカイブリンクを貼るので、見てくださったら嬉しいです。


曲作りのプロセスも、子どもたちとのコラボレーション!

まず春に、市内の小中学校の子どもたちに「ひたちなか市の好きなところを映像・音・写真のいずれかで送ってください」とお願いしました。学校の先生達と市役所の皆さんの助けで、フランス滞在中にたくさんのファイルを受取りました。全部のファイルを見て歌詞に入れることばを決めました。

8月に子どもたちと街作りについて考える「笑顔サミット」というイベントがあり、まずはそのために一度帰省し、弾き語りで、このうたを発表。

そして11/1。この日が最大のイベントでした。「あなたとここで」を市内の80人を越える子どもたちと一緒に演奏したのです。当初、私が卒業した大島中学校の吹奏楽部との共演だけの予定でしたが、大谷明市長のひらめきで市内25校から2名ずつ参加したい生徒さんを募集して、彼らに50名の合唱団になってもらって一緒に歌うことになりました!

ステージに全員で登ると圧巻!
パーカッションのみんなが切れちゃってる写真でごめんね!
歌いながら指揮もしてMCをするマルチ出演者!笑!

リハーサルは前日1回1時間のみでしたが、子どもたちはリハでもgood、本番ではgreatestな演奏をしてくれてNYのジャズミュージシャンもびっくりだわ!笑。

曲の説明にも、共演者のみんなはじっと耳を傾けてくださいました
お洋服:tamaki niime イヤリング制作:尾上 有紀子

準備した大人たちの大変さに思いを馳せる…

と、ここまで、一見良いことばっかりの素晴らしいステージのように思われるかもしれませんが、実際には、裏にいらっしゃる皆さまは本当に大変だったはずです。

  • 少ないリハーサルで本番に出る子どもたちを応援して準備してくださった周囲の大人の皆さん。

  • こんな常識を越えたチャンスを下さった大谷明市長、反対はされなかったんでしょうか?

  • 仕事が増えた市役所の皆さん、残業になったりしませんでしたか?

  • 学校の先生方・保護者の皆さんは「こんなめんどくさい仕事!」と頭に来たことはなかったでしょうか。

  • 私のマネージャーも大量の事務仕事をこなしてくれました。めちゃくちゃ仕事ができるマネージャーで、彼がいなければ回りませんでしたよ!


そういうすべての方の努力と、何よりがんばって演奏してくれた子どもたちのお陰で、大感動のステージになったわけで...私だけが代表してお花をいただいてしまって恐縮です。ありがとうございました!

大谷明市長、子どもたちの素晴らしさに感動されて目がウルウルでいらっしゃいました…!
にこにこ…この写真いい写真だなあ!
子どもたちにこそ拍手〜〜!!
子どもたちも自分たちで拍手していて可愛い!
去り際に再度「ブラボー」と子どもたちへ拍手する大谷市長

私達はいつも自分の能力は足りないと思っている

この日は、ちょうど市政30周年(合併してこの名前になってから30年)を迎え、その式典があったので、式典の最後のイベントとして計画されたものでした。

私は18歳で故郷を出て東京へ行きました。その後38歳でNYに移住しました。その私が「故郷の街の歌を作る」なんて素晴らしい形で故郷に再度関われるとは夢にも思わず…人生は不思議です。

アメリカは大統領選挙が終わったばかりで、私の周囲はほとんど、ひどく落ち込んでいます。だからこそ、今この投稿をしようと思いました。

私達はだいたいいつも
自分の能力なんて
未来を変えるには足りない、と思っているものです。

どんなに大きな賞を貰っても、褒めてもらっても、それでも「いやいや無理無理」と思うものです。だけど「未来を制限しないこと」ってとても大事だと自分の経験から思います。

常になにか、ひとつは、自分にできることがあります。
その一歩から始めることで、未来が広がっていきます。
この一歩を踏み出さないことには、新しい未来はこないです。

だから行動して
出会って
自分が誰なのか、わかってもらおう!
自分に何ができるかを、一緒に考えてもらおう!
と提案したいです。

私は1年前に新しいCDが出来たのでそれを寄贈するために市長を表敬訪問させていただき、その際に教育委員会や教育ご担当の市役所の皆さまにもお会いし、そこで出た会話から今回のお仕事に繋がりました。

あの時「新しいCDが出来た、故郷に寄贈してみよう。同じ故郷から人生をはじめて世界に出た人がいるって、もしかしたら喜んでもらえるかも!」と思い立っていなければ、この出来事はなかったのです。

このときはまだ徹子の部屋も決まっていないし、私なんて今より更にちっぽけなただの音楽家でした。でも寄贈したら喜んでもらえるかもしれないとひらめいて「バーカ喜ぶやつなんていないよ」と言ってくるこころの声を黙らせて行動したから、今があるのです。

私のたくさんのアメリカにいるお友達のように今落ち込んでいても、大事な落ち込みタイムが終わったら小さな1stepを踏み出してみてほしいなと思います。そこから生まれる未来は、全く想像もつかない素晴らしいものになるはずです。

この度はみなさま、本当にありがとうございました!

まだまだ写真がたくさんあるので掲載しますね!


みんなで集合写真です
手話通訳の方がいらっしゃって嬉しくなりましたNYでは当たり前ですが日本ではあまり拝見しないので。
「きみはほんとうはいい子だよ」も歌って
みんなに「ラララ」を大合唱してもらいました!
「きみはほんとうはいい子だよ」歌っております!
私のMCにも手話通訳をしてくださいました!感謝もうしあげます!
ステージ左側のみんなが写ってるのでこの写真もアップ!
市議会議長の薄井さん・大谷明市長&わたし
終了後、「どんちょう」が閉まった中で。おつかれさま〜と叫ぶわたし!
何らかの冗談を言って皆で笑っているところ笑
自治体ってみんなで作るものなのだなと改めて。
市長と議長と一緒の写真を再度。
この度は本当にありがとうございました!




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NYの音楽家 Miggy 宮嶋みぎわ
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