猫保護活動・TNR活動にてお腹に赤ちゃんのいる母猫が堕胎手術されていることをご存じですか。

前置きを長々と書いて途中で読むのを止めてしまわれては困るので今回は結論から先に書きますね。「さくらねこ」を恐らく最初に始めた公益財団法人どうぶつ基金は「保護猫活動」や「TNR活動」と併せて保護した妊婦猫の堕胎を行っています。それはHPで堂々と公表されており当たり前に行われてきました。私は以前から野良猫ゼロに疑問を持ってきましたが今まであまりその情報に辿り着くことがなかったので本当にしれっと行われて来たのだと思います。それがここ最近になって堕胎手術の予約をしていたのに出産してしまったとの投稿や堕胎手術を行った猫が逃げてしまったというクラウドファンディングを目にして卒倒しそうになりました。HPで活動レポートに堕胎を行った数が公表されているので確認してみてください。「産まれてスグに殺されるそんな悲劇をゼロにするために」と言いながら産まれてくる前の母猫のお腹に宿った命は臨月だろうが何だろうが堕胎をさせているのです。人間よりも遥かに小さな身体にメスを入れるということをもう少し真剣に考えて欲しいと思います。

詳しくは下に貼る生物化学の研究者の方のブログを読んでいただけるともっと詳しく書かれています。そもそもTNRを始めるより以前に室内飼いの猫の去勢が増えたことと罰則が強化されたことにより実は捨て猫の数は年々減っていたそうで殺処分数は1990年以降はずっと減少していました。TNR活動が始まった時期を見ても特に数字に影響はないとのこと。行政施設よりの引き取り・譲渡については減少を加速はさせた様子。私が環境省HPを見て違和感を感じていた事柄は全部この方のブログで解決しました。統計グラフもちゃんと貼られています。元々何代も野良猫だった仔もいること。猫の繁殖力は決して高くないこと。産まれてもそこから成猫になれるのは一部であること。一度にたくさんの猫の手術を行う環境はあまり良くなく逆に病気に感染させ回復をきちんと確認もせずリリースされて亡くなってしまった仔がいること。雄猫の去勢は雄猫の身体にデメリットは大きくとも繁殖数への影響はあまりないこと。あと簡単に検索できますがツシマヤマネコ等の稀少種は人間のロードキルがいちばんの理由であるにも関わらず最大の加害者は猫であるように扱われています。

あまりにも俗っぽくてこういったことを話題に出すのは好きではありませんが公益財団法人どうぶつ基金の代表者の情報です。

いかがですか?思い返せば猫が好きな方々は少しずつ違和感に慣れさせられあれよあれよという間に様々な保護猫ルールが出来上がっていたという認識はありませんか?そこにも私は意図があったと考えています。本当に野良猫すべてをおうちに迎えて避妊去勢手術を行った場合ニホンイエネコ(ここではあくまで学術名で書かせていただきます)の未来はどうなりますか?頭の中に少々過激な一面も持つ私は捕獲機を持って歩いている方がいれば声掛けをするレベルのことを行っても良いのではないかとすら考えてしまいます。基本的には猫はいちにち最低2回はごはんにありつけて何者かに襲われる心配のない寝床があって猛暑極寒悪天候のときに避難できるお家があって数人甘えられる人間がいれば最低限幸せなのではないかと思っています(中にはとても臆病な仔もいます)。個人的にはプラス定期的な検診医療と清潔な身体を維持してあげられたら最高かなと考えています。それを考えるとTNRありきの活動よりも基本的には野良猫のお世話と管理、外で生きていくのが大変な仔のレスキュー。そういった仔は求める方へのご縁を繋ぐ。ときに誰かに助けを求めてくる仔もいるでしょう、どうしようもなくご縁を感じる仔もいると思います。そういったご縁が繋がれたときにどう一緒に歩むかを考えられたら良いのかなと思います。責任を持ちたいと考えたけど少し認識が甘くて多頭飼崩壊を起こしたり資金や労力にひっ迫してしまっている方はおられないでしょうか。もちろん犬と同様多くの仔が数ある種の中でも人間にとても寄り添ってくれるパートナー種であるとの認識です。猫よりも犬の方がオオカミに血が近いだけに群れになり易く、より人間の愛情がなければ野生化してしまうと元に戻すのが大変なのかなぁと思っています。また一緒に生きることを決めたのであれば避妊去勢は必要かなとの認識ではあります。ちなみに日本獣医師会の会長は自民党の福岡県議でもあります。

個人的にこの流れは私たちの生活を脅やかす政治の流れに良く似ているとも感じています。嫌悪感を抱く方もいるかも知れませんが生物化学の研究者の方のブログに辿り着くまでの私へのスピリチュアルな導きも気が向いたらまとめたいと思います。先に起きていたいくつかの猫保護団体の騒動でたくさんの方の疑念を私が感じ取ったのかも知れない気もしていたり。もっと早く研究者の方のブログに辿り着けていればとの想いもありますがそれもきっと理由があるのだろうとも思っています。どのくらいか続いているこの猫至上主義的な流行りも真剣に猫のことを考える機会になったと思えば決して悪いことだけではないのかなとも考えます。ここまで読んでくださる方がいましたらありがとうございました。

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