砂遊び

息子はまだ小さかった
おむつをしていて
ようやく外で歩けるようになったくらいだ

曇り空で洗濯物は部屋の中だった
庭で遊ばせようかどうしようか

「お砂で遊ぼう」
小学生くらいの男の子が
窓の外に立っていた

この子に息子をまかせてよいものか
いつもなら躊躇しただろう

初めて会ったグレーのトレーナーの男の子なのに
遠い昔に知っていたあの子だと思った

小学生の頃の弟 
小学生の頃の息子
私の中でよく重なるふたり

おにいちゃんとおチビは
家庭用ブランコの脇の
小さな砂場でしゃがんでいる

私は重くて固い吐き出し窓から
柿の葉が舞う庭を見ていた

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久しぶりの夢日記。
お盆だからか
田舎の育った家や
小さい頃の弟が出てきました。

群馬の山々が遠くに見え
納屋があり
向き合って座る家庭用のブランコがあり
砂場に鉄棒もありました。
柿の木が植わっていて
私は柿を剥くのだけは上手でした。
裏の畑に植えた卒業記念樹の
桃と栗はどうなったかな。

もう訪れることはできないのだけど
思いを馳せるくらいはいいよね。

くっきりと覚えていた夢は久しぶりで
忘れないうちに夢日記にしました。

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読んでいただきありがとうございます。
素敵な１日をお過ごしください💕