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カナダ到着の日

2022年6月5日入国。
とりあえず無事入国できてビザが降りますようにってことだけ考えてた。

-渡航2ヶ月前
高校卒業してからずっと仙台で暮らしていましたが、部屋の更新月も重なったので実家秋田に引っ越し。
地元のコーヒー屋さんでお手伝いをさせてもらいながら渡航準備をしました。
家賃も食費も親の脛を齧り、コーヒー屋さんからお手伝い代をいただき、この2ヶ月で少しお金が貯まって、渡航後の生活で少しだけ心に余裕ができました。

-渡航の前日 6/4
秋田空港で家族とお別れして、羽田へ。
秋田空港は小さい空港なので、空港の屋上で手を振っているところも見えて少しうるっとした気がするけど、東京に行くだけなのでまだ実感なし。
大きな荷物を担いで東京に1泊。
ちなみに最後の晩餐は牛丼にしました。(カナダにも牛丼チェーンできてほしい)

-当日
長い1日の始まり、時差は日本が+16時間。
成田14:45→ソウル17:20
ソウル18:10→バンクーバー12:15
飛行機に合計で12時間乗るのに、同じ日のお昼に巻き戻り。


数ヶ月前にキャセイで一度チケットを取ったのですが、ロシアの上空を通るから云々でキャンセル。(ロシアウクライナで戦争が起こったため)
大韓航空で取り直したのですが、そのあと成田発が遅くなり、ソウル発が早くなるというまさかの変更続き。
成田を出発するときは、トランジット50分が気掛かり過ぎて感傷に浸る余裕もなく…結果的にちゃんと乗れたんですが、ソウル空港はダッシュしました。
カナダ行きのに乗れて安心したのか、ここから1人かぁと半分実感が湧いて飛行機の中で静かに泣きました。

到着したら、流れに乗って手続きと、加えてワーホリの申請。
カナダのワーホリは入国前にワーホリの入国許可証を貰うだけで、本物は空港の移民局で申請しなければいけません。
何か聞かれたらどうしよう、申請書類足りないって言われて期間短くなったらどうしよう、とドキドキしながら3時間待ちました…。
(ワーホリ再開と、ウクライナの移民受け入れで凄く混んでいた時期らしい)
結果:パスポート回収されて、名前呼ばれて、はい、ビザ。
色々準備していった書類も、入国許可証も見せず、一言も会話せず終了。

空港送迎を頼んでいたので、連絡を取り無事合流。
日本のエージェントだったからか、日本人のドライバーの方で安心しました。
ホームステイ先に連れていってもらい、ホストマザーとご挨拶。
荷物を置いたら、コンパスカードを買いに連れていってくれました。(日本で言うSuica)
歩きながら色々話してくれるんですが、マジで何もわからない。
コンパスカードの買い方とバス停の場所は身振り手振りでなんとか理解し、手に汗かいたまま家に戻りました。
帰るとルームメイトが帰宅していてご挨拶。
途中でブラジル人や台湾人とも住みましたが、最初のルームメイトは日本人だけで、ハウスルールも教えてくれて少し安心しました。

到着した日はこんな感じで目の前のことをこなすのに精一杯でした。
次の日から学校だったんですが、先住のシェアメイトの中で行ける人が、新規留学生の学校まで初日一緒に送ってあげるみたいな風習があって、私も学校まで送ってもらえました。みんな初日は不安ですからね。
加えて、私の場合日本で契約していったSIMが、初期不良で使えないトラブル。1人だったらバンクーバーの街中で泣いてたかも。笑
学校終わりに携帯会社に行って変えてもらいました。

Google翻訳は言語をダウンロードしておけば、オフラインでも使えるのでおすすめ。
Googleマップもオフラインでも自分の位置情報は表示されるので、オンラインのうちに目的地にピンを刺しておけば、なんとか辿り着くことができます。
そしてカナダは移民が多いので優しい人が多い。
どうしようも無くなったら周りの人に聞いてみてください。特に街中だと日本人もたくさんいます。
2ヶ月住んで、英語力は微々たるものですが、それよりも生きる術みたいなのを身につけた気がします。

日本帰りたいと思うこともありますが、残り10ヶ月、なんとかして生き延びます。
じゃあまた

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