なぜ海外に行こうと思ったのか
家族や親戚の中でも、おそらく海外に住んだのは私が初。
我が家では前代未聞レベルの出来事です。
そんな私がなぜ、海外に行こうと思ったのかについて書こうと思います。
大きく影響を受けたのは専門学校で出会ったバリスタの先生。
彼は自分のお店も持ちながら、コーヒーの生産地やバリスタ世界大会などにも視察に行くワールドワイドな人で、しかもお店は私と同い年!
常に新しいものを吸収し、それを惜しみなく教えてくれる、今も尊敬している方です。
パティシエ志望だった私が、専門学校の必修授業でコーヒー面白い!となりいろいろなコーヒ屋さんやイベントにも行くようになり、卒業後もカフェの道へ。
こいつ面白いなと思ってもらえたのか、オーストラリアに視察行くけど一緒に行く?と卒業時に誘ってもらって、コーヒーが盛んなオーストラリア・メルボルンに行きました。
たしか4日間だったかな(その先生と奥さんと、お店のスタッフさんと4人で行ったので終始緊張していたのを覚えています笑)
そこでカフェにもたくさん行ったし、現地で働く日本人ともお話しさせてもらって、すごく刺激を受けました。
それまではワーキングホリデー制度も知らなかったし、海外で働くなんていう選択肢もなかった。本当に行ってよかったと思います。それが20歳の頃。
卒業後は仙台のカフェを掛け持ちしながら、お店やイベントに顔出してました。
そんな中、メルボルンで会った人が帰国してイベントを開催してくれたり、それに触発されて同世代が海外に行ったりして、海外に行くという選択肢が身近になりました。
加えて、そういう人と一緒に仕事をすると明らかに経験値が違う。
日本でもできることはたくさんあるけれど、30歳すぎてワーホリに行けなくなった時、周りと比べて後悔するかもなと思って、海外行こうと決意しました。それが23歳。
でもバリスタがこぞっていくオーストラリアに行かなかったのは、海外でバリスタをする事が目標ではないから。
学生時代、英語が一番苦手だった私にとって、無理矢理にでもその環境に身を置くことで英語のハードルを下げることが最重要課題でした。
話せるようになりたいと思いながらも、今まで避けてきましたからね。
日本でコツコツ勉強できるほど、強い人間ではないんです。
もう1つ行かなかった理由はメルボルン帰りのバリスタがここ数年でグッと増えたこと。
本当にメルボルンのカフェ文化はすごくて、確かに成長できるだろうし良い経験値になるんだろうけど、絶対にバリスタになる!っていう強い意志を持っていない私の場合は揉まれるだけになるんじゃないかって。
だから、違う経験をしたい。そう思って、ニュージーランドにしたんですが…
コロナで入国さえできなくなったので、キャンセル。で24歳。
少しコロナが落ち着いてきたタイミングで入国できたのがカナダだったんです。
コロナ全盛期もワーホリビザはストップしていましたが、学生ビザやCOOP(学生+就労)ビザは入国できたので、ニュージーランドのように国境閉鎖はならないだろうなと思って。
英語圏で、入国できて、アジア人でも差別されない国がカナダでした。
そして入国したのが26歳、今。
私の場合コーヒーの仕事をしていたので、少しでも興味があるなら海外行くべきだよと後押ししてくれた同業の先輩方の影響が大きかったと思います。
いつ海外行くの?行った方が面白い経験できるよ。って。
まだまだ書きたいこと伝えたいことはたくさんありますが長くなったのでここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた