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だったらサラリーマンやれよって話

就活について

(マジで)ごく僅かな読者の皆さん、(マジで)お久しぶりです。
記事の更新が滞っていたのは、まともなネタがなかったということと、単純に大学と就活とで余裕がなく、面白そうな文章が書けなかったことが理由です。
あとは単に飽きたからですかね。

私、この度志望していた企業に無事内定をいただきまして、就職活動に終わりが見えて参りました。
noteに就活のことを書くには、内定が出てからでないと格好つかないと思っておりましたので、今は胸を撫で下ろしているところです。

ヤッタネ!

就職活動をしていくにあたり、私が感じたことはただ一つ、「働くのって大変や…」ということです。
当方、もともと怠惰な人間ですので、自分が特にやりたくない労働のために汗を流すことですら嫌悪感がありました。
そんなことも言ってられないのでアルバイトや学業に時間を取られながらESを書いたり、各方面の人事の方に頭を下げてまわっていたわけですが。(ほぼオンラインですので過分な表現含む)

楽勝!とまでは言いませんが、就職活動自体のストレスはまあ、こんなもんだろなという感じでした。オンラインという仕組みが無い分、おそらくコロナ以前の就活生の方が何倍もしんどかった筈です。

そもそも私は若干長い文章を書いたり、"なんかイイ感じのこと"を活き活きと喋ることは得意分野でしたので、自分に向いてないと思ったり、プレッシャーを感じることはそうありませんでした。noteで自分の意見をまとめていたのも良かったのかも?

その結果不採用ということは最初から無理なんだろうなという感じです。
変に楽観的なのも良い方向に働いたのかもしれませんね。

ガッツリコッテリサラリーマンやります

私が自身の就活で基軸にしたのは「デュアルキャリア」という働き方です。
アスリートにおけるセカンドキャリアから派生した言葉で、仕事も競技もしっかりと腰を据えて取り組む、今のマルチな時代に合った働き方ではないでしょうか。

アスリートとしての活動はもちろん支援してもらえますが、れっきとした社会人なので、当然、企業側からは「スポーツのできる人材」よりも「仕事のできる人材」を求められます。
その観点から考えて、自分は社会人として使える人間であるのか、またなれるのか、ということはここ最近の自分のテーマであったと思います。
自分は常に要領も熱意もイマイチで、仕事ができるかどうかに関しては、正直うーん…と思っておりますが、その不安を隠して自分のことを相手にアピールすることはできます。なんなら得意です。

そしてそれが就職活動ということなんだと思いました。
加えて公言したからには、仕事のできる人材になる必要があるとも。

つまり、私は面接でデカイ口を叩いたからには、それに似合う人材にならなければなりません。アスリート社員という半公的な立場であればなおさらです。

私はスポンサーを得て競技のみで生活する、所謂アスリートにはなれなかった人間です。やる前から諦めるというのは好きではありませんが、絵空事で周りの脛を齧る人間はもっと嫌いです。自分自身のポテンシャルは大体自分で把握しているつもりなので。

だったら、サラリーマンやれよって話。

私はアスリートというロマンある肩書きを自称してはいますが、それでもリアルを生きたいと思っています。

リアルなラッパー、C.O.S.A

特に後半の就活において、私を支え続けたラッパーがいます。
名古屋出身のハードコアラッパー、C.O.S.Aです。

日本屈指のリリシストであり、確かなスキルをもつ、シーンでは評価も高い彼ですが、今でもなおラッパーと施工業との二足の草鞋を踏んでいる彼。
私にとって、彼の最大の魅力はどこまでもフェイクを良しとしないリアルなリリック。そしてハードコアなスタイルにあると思っています。

就職活動中に特にくらった彼のリリックをいくつか紹介します。

これは俺たちが
俺たちらしくいるための
闘いだと若い奴に伝えな
心のGhettoは街に蔓延した
みんな寂しくて掴んで離さない
誰かの正義の対岸は悪
今度は俺たちが狙う番
Ridin’ / C.O.S.A.
住宅街から団地 金稼ぐのが第一
家庭の事情から身から出た錆まで問題だらけの毎日
空から大地 溢れ出る不満と苛立ち
実に揃った条件 暴れる口実
いかに見せるかrich 磨き立てのgoldのチェーン 弱さをさらけだして
声を得るのが俺らのrap
枯れた涙 強さを得るリスク 死ぬ時まで繰り返しの誇りと喪失
Sundown feat.KID FRESINO / C.O.S.A.

如何でしょうか。どこまでもハードでシリアスな言葉が印象的で、それでいてラップスキルもあるので一度聴いたら強烈に心に突き刺さってきます。

また、彼が音楽活動と現場仕事を両立させていることもあり、デュアルキャリアを目指す自分に重なるものも感じていました。

気になった方は是非聴いてみて下さい。

というわけで、私は来年から武術太極拳のアスリートとして活動しながら、バリバリ社会人として働いていきたいと思います。
簡単なことではないというのは百も承知ですが、今私がここで宣言できることはただ一つ。

「がんばります‼️」

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