ゲームで時間を潰すという概念がわからない
いまちょっと話題になっているやつがある。
この、ゲームで時間を潰せる奴がちょっと信じられないという増田だ。
内容自体はまあ「あんた、ひょっとして90年代からタイムスリップしてきたのか?」という疑問が浮かぶ以外はゲームやらんひとはこんな感覚なのか程度にしか思わなかった。
なお、最後の「ゲームは就職に役立たん」という点だけは明確に間違いで「電脳戦機バーチャロンフォースが好きです!」となどと言い出してオラタンよりゲームスピードは落ちたけれど要求される思考クロックはむしろ高速化していると思うだのとわけのわからないことを面接で叫んだらゲーム開発屋で仕事することになったのでゲームは就職に役立つ。
この増田、本文は全体的にまあそういう人もいるんだろ程度なのでぶっちゃけどうでもいいやつなのだが、問題はタイトルだ。
このタイトル自体は僕も深く共感する。
だって時間潰しのためにゲームやったことなんてないもん。
僕は基本的にゲームを遊ぶために生きているので「そういう人がいるらしい」ということ自体は理解してはいるが、時間潰しのためにゲームで遊ぶという思考がわからない。本当にわからないんだ。
通勤通学の電車移動中とかの隙間時間に遊ぶときにしたって「短いながらもゲームで遊べる時間ができた」という認識にはなっても、決して「他にやることないし」みたいな感覚ではないんだよな。ほんとわからん……
そもそも、いい歳こいて新作タイトル発売日の夜0時ちょい前くらいから目を血走らせながらボタンを連打して待機してるような人間にまっとうなひとの考えがわかるというほうがおかしいな、うん。
果たして、なんとかアウターワールドをクリアし、ついにTシャツ屋でなくなるっぽい小島さんの新作を待機しつつ、ファイアーエムブレム風花雪月の2周目(青)やらなんやらのまだ終わっていないやつもやらねばいけない僕にも「暇だからゲームでもやるか」という日が来る可能性はあるのだろうか。