フランス語読解練習問題(8)ジュール・ヴェルヌ「Le Tour du monde en quatre-vingts jours」
Bonjour ! 久々の投稿になってしまいました。今回はヴェルヌの「80日間世界一周」からです。あまり変化のないテクストになってしまい、申し訳ありません。このところテクスト選びに苦労しています。
この作品はフランス語原書初心者におすすめです。でも今回読み直してみて、自分が思っていたより難しかったです。推定レベル仏検2級。
解説(正解は最後にあります)
(1) garder son sang-froid冷静を保つ。一行目 pressé, e 急いでいる
(2) flâner ぶらぶらする、うろつく。2行目、économe de leurs pas 歩みを節約する、3行目、aller pas le plus court もっとも近い道を通る。
(3) en faisant beaucoup de gestes 身振りたっぷりで。4行目、geste superflu よけいな動作
(4) à l’heure = à temps 時間通りに、遅れずに。
全訳
フィリアス・フォグは、数学的に正確で、決して急がず、つねに用意ができていて、彼らの歩みと動きを無駄にしないあれらの人々のうちのひとりだった。彼は決して広すぎる歩幅で歩くことはなく、つねにもっとも近い道を通った。彼は決して、天井をぼんやりと見ることはなかった。彼は何一つむだな動きを自分に許さなかった。誰も彼が感動したり、困惑したりするのを一度も見たことはなかった。彼は世界一、急ぐことがない人間だった。それでいて、つねに時間通りだった。
正解
(1) vrai (2) faux (3) faux (4) faux
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