見出し画像

再就職した女性の活躍事例 | 万協製薬株式会社


万協製薬株式会社は、1960年神戸市で創業、阪神大震災で被災後に現在地に移転しました。医療用医薬品から化粧品までスキンケア製品に特化して開発・製造・販売を行う、製品アウトソーシングサービス事業を行っています。顧客数は約120社、製造品目は400以上、年間総製造個数は約4,000万個です。


基本情報


  • お名前:深水 美和子 さん

  • 職種・役職:未来成功戦略課

  • 企業名:万協製薬株式会社

  • 住所:三重県多気郡多気町五桂1169-142

  • 業種:医薬品製造

  • URL:https://bankyo.com/


Q. 再就職のきっかけを教えてください


以前はブライダル関係の仕事で、衣装を中心としたトータルプロデュースをしていました。
産休後、時短で復帰しましたが、子どもが小学生になり、運動会などの学校行事が増えるにつれ、この仕事では両立が難しいと感じるようになりました。ブライダルの仕事は断るのが難しい仕事で、休暇の融通がききづらいからです。
考えた末、辞職。しかし何らかの仕事は続けていきたいと思っていたため、当初は両立ができそうな非正規で働けるところを探していました。
夫に相談したところ、どうせ働くなら長く続けられる仕事がいいのでは?お金のためだけに働くのではなく、働き甲斐のあるところを探しては?と言われたことをきっかけに正規雇用に切り替えて仕事を探すようになりました。

Q. 再就職前はどのようなことが不安でしたか?また実際就職してどうでしたか?不安をどのように乗り越えましたか?


正規雇用では両立できるか不安があり、当初は両立ができそうな非正規雇用で働けるところを探していました。
将来を見据えて、夫ともさまざまな話をしました。その上で、長い目で見たときにこの仕事をやっていてよかった!と誇れるような仕事を見つけて正社員として働いた方がいいという結論を出しました。
実際に再就職してみると、最初は契約社員でしたが、時短勤務のまま正社員として雇用してくださることになり、勤務先も自宅から近かったため、通勤時間も少なくてすむ好条件でした。また、夫と話し合って再就職をしたことで、再就職後は家事・育児を手伝ってくれるようになりました。

Q. どのように就職活動を行いましたか?


ハローワークに通って、仕事を探していました。
ハローワークで、自宅からとても近い会社で求人があることを教えていただきました。求人情報を知ったその日に面接があったので、急遽履歴書を提出して面接を受けました。

Q. 現在どのような仕事をされていますか?


「未来成功戦略課」という課に所属し、社長秘書と総務(あえて言えば広報・庶務的な仕事でしょうか?)の仕事をしています。
具体的には社長のスケジュール管理・資料作成、ECサイトの管理・発送業務、医薬品やその他商品の販売、広告デザイン、高校生とのコラボ商品づくりの推進です。

業務風景

Q. どのように仕事とプライベートを両立されていますか?


休日は中学生になった子どもの部活動の練習試合を見に行くなどのサポートをしつつ、犬を飼い始めて展覧会に出したり、犬の散歩に遠出をしてストレス発散をしています。
コロナ前は乗馬やヨガに行ったりもしていました。

Q. どのようなとき、どのようなことに再就職してよかったと思いますか?


出産後、時間制限で働いていたときは、社会とのつながりが感じられにくく、置いてけぼり感や仕事を残して帰宅したりすることで負い目もありました。
正社員として再就職したことで、再び社会とのつながりを感じられるようになりました。また扶養の範囲内で、時間を気にして働くよりも、思いっきり働けることで、精神的な充実感を感じられています。
私の場合は夫が10歳年上なので、将来子どもをサポートしていくのに金銭的な不安もありましたが、正社員としてきちんとお金を稼ぐようになり、その不安もなくなりました。

再就職を目指している女性にメッセージをお願いします!


私は扶養の範囲内で収まる仕事ではなく、正規社員で働く仕事を持つのもいいと思っています。私の場合は、夫に何かあったときに金銭的にどうする?となった時に、扶養の範囲でいいのか?と考えて正規社員としての再就職を選びました。正規の社員となったことで、精神的な充実感も得られるようになりました。
それぞれの家で大切にしていることはあると思いますが、自分で枠を作らず、家族と話し合いをするのも大切です。枠を外せるのは自分しかいません。
再就職をしたい方、誇りが持てる仕事に就いて、輝いて生きていきましょう。

会社からのメッセージ


業務風景

経営幹部の経営判断スピードが迅速で、業務改善や制度改善を積極的に行っています。
「社員エンパワーメント」(情報公開と権限委譲)を徹底して行い、社員の働く現場単位で職場改善を行う権限を与えており、社員一人一人にも自ら考えて行動してほしいと考えています。
女性ならではのきめ細やかな視点や観察眼、子育て等で培ったコミュニケーション能力や対応力、コーチング力等を、職場の改善や人材教育に活かし、活躍されることを期待しています。