パパ達の育児交換日記(No3)
第3回の担当は四日市市で活動する「パパスマイル四日市」から、ペンネーム夢旅人がお送りします。私は比較的融通の利く仕事であるため、ここのところテレワークを中心に仕事をし、普段では考えられない「夕食をみんなで囲む」ことに新鮮さを覚えています。とはいえ、うちはすでに子どもが大きいので、食事が済むと、さっさと2階に上がっていってしまうのですが(苦笑)
私も前のお二人と同じく自己紹介から。家族は妻のほか、カエルのおっちゃんと同様、子どもが4人おります。この春から、大学生、高校生、中学生、小学生となり、幅広く取りそろえております状態ですが、いかんせんこれまですべて休校が続いていました。やっと週明けから段階的にスタートするようです。
カエルのおっちゃんと違うのは、うちには1人だけ女の子がいることです。長子であり、下の男の子3人の「おもし」になってくれています。実は、最初の子どもの妊娠時は、性別を聞かずに出産を迎えました。おぼろげに、「子どもができたら、キャッチボールがしたいなぁ」と思っていた私は、どこかで男の子を期待していました。でも、生まれてみると女の子。ちょっとだけがっかりしたのを今でも覚えていますが、今となってはわが子4人の中の貴重な女の子です。この話は長女が何歳かの時の誕生日に打ち明け、ちょっぴりとはいえがっかりしたことを謝罪しています(笑)
さて、私が子育てで大切にしていることの中から、まずは1つお話しします。
私は、ペンネーム通りの旅好き、アウトドア派であり、わが家の恒例行事の1つに正月明けの連休は家族温泉旅行というのがあり、三男が1歳になってから毎年続けています。その旅先で良く言われるのが「仲の良いきょうだいだねぇ」ということばです。確かにモノの取り合いもするし、言い争いもしますが、基本的にはみんな「きょうだい想い」、「家族想い」の子どもたちです。カエルのおっちゃん家もカッパのおっちゃん家も仲が良さそうだから、ここに登場する家庭のきょうだいはみんな仲良しかも知れませんね。
その「きょうだい想い」につながっているのではないかと思うのですが、私が大切にしているのは4人とも分け隔てなく、かつ一人ひとりに向き合うということです。さすがに思春期ともなると「目を離せ、心を離すな」(※この意味はまたの機会に!)となり、じっくり話す時間は少なくなります。子どもがまだ保育園~小学校の頃に私が実践してきたのは、子どもが4人もいるからこそ、1対1の時間を作るということでした。例えば、次男であれば二人だけで伊勢神宮までの街道歩きをやりました。そこには妻の協力も欠かせないのですが、他の3人はともかく、今日は「この子と過ごす」という日を作るのです。そうすることで、きちんとその子のことをみることができますし、その子にとっても「特別」感が得られ、自己肯定感が高まる(自分は自分で良いんだと思う)のではないかと思うのです。おそらく同様の理由で、父と子の二人旅を推奨されている方も多いですよね。
こうした時間を通じて「あなたは大切」「みんなも大切」というメッセージが伝わったと思いますが、実際には親子二人の時間を目一杯楽しんでいました。そんな楽しい親子の共通体験が、子どもの心の成長にとって大切なのではないでしょうか。
自己紹介的な話題になりましたが、これからも私の回では、子どもの成長にプラスになったのではないかと今だから思える、自分が子育ての中で大切にしてきたことをお伝えしていければと思います。