2020東京都知事選挙公約まとめ ~小池ゆりこ~
そろそろ東京都知事選挙ですね。
皆さんは各候補者の公約を見たことがありますか?
東京の未来を決める大事な選挙なので、公約を見て選べるといいですね。
その手助けとなれるよう、この記事では小池ゆりこ候補者の公約を簡単にまとめてみました!
早速見ていきましょう。
新型コロナウイルスの対策の詳しい内容は以下に箇条書きします!
1.研究支援
①PCRほか各種検査体制の強化
②ワクチン・治療薬の開発支援強化
③疫学的調査の強化、組織体制強化による感染症対策全般の再検証
2.物資配備
①マスク・消毒液などの衛生資材の備蓄強化
②人工呼吸器など配備支援
3.医療体制見直し
①東京版CDC(疾病対策予防センター)の創設
②重症・軽症患者の医療体制の整備
③病院・医療従事者へのサポート強化、感染管理認定・看護師等の取得支援
④救急搬送体制の強化
⑤専門医療機関のあり方検討
⑥医療機関・社会福祉施設における感染防止策の強化
⑦地域の医療機関への支援・連携の見直し強化
⑧都立・公社病院改革を活かした感染症医療体制の充実
4.連携体制の強化
①国と連携した水際対策の強化
②高リスク業態への働きかけの強化
(ガイドライン作成・対応への支援など)
5.デジタル化
①オンライン診療の拡大
②保健所業務の効率化・デジタル化、緊急時に備えた都と区市との連携強化
6.情報公開
①都民への関連情報の提供体制の強化
②空き病床状況などの感染関連情報の把握・公開の強化
【サプライチェーン】・・・物流システムをある1つの企業の内部に限定することなく、複数の企業間で統合的な物流システムを構築し、経営の成果を高めるためのマネジメント手法です
【ソーシャルファーム】・・・直訳は社会的な集団だが、障がい者などの就労困難者が社会参画を営むための就労先のことをいいます。
小池氏は「失業者・求職者の就労支援の強化」について
①ICTスキル等の職業訓練を通じた人材育成強化
②マッチング等
などの政策を示しています。
交通ネットワークの強化は6路線やベイエリアの交通網環状道路などを対象にしています。
【サステナブル・リカバリー】・・・直訳では、「持続可能な回復」を意味し、アフターコロナにおける経済対策の主軸に環境対策を置き、環境産業の発達で経済を回して復興を目指すことだと思われます。
【ホームドア】・・・鉄道駅においてプラットホームからの転落や列車との接触事故防止などを目的として、線路に面する部分に設置される可動式の開口部を持った仕切り。
【アウティング】・・・LGBT(同性愛者、両性愛者、トランスジェンダー)の方に対して、本人の了解を得ずに、他の人に公にしていない性的指向や性同一性等の秘密を暴露する行動。
【デフリンピック】・・・聴覚障害者のためのオリンピック様国際体育大会
「ホームドア整備」に関して、小池氏は利用者10万人未満の駅も対象にしているようです。
「感染症バリアフリー」は
①マスクや消毒液等の優先提供体制
②透明マスク
③接触が必須の障がい者への感染防止策
④多様な申請手法
⑤情報発信の最適化(手話や字幕の追加、音声認識アプリの活用)
などを政策としています。
複合災害対策は、感染症と風水害・地震などが同時に起こった際を考慮しており、避難所の感染拡大防止のための各種資材の配備を具体的に計画しているようです。
避難所の活用について
①避難所利用と在宅避難等の適切な機能分担の推進
②避難時の都立施設の活用の強化
小池氏の具体的な防災政策は以下のようになっています。
①調節池の整備などを通じた水害対策の更なる強化
②区市町村道や島しょにおける更なる無電柱化の促進
③首都直下地震に備えた、燃えない・倒れないまちづくりの強化
【フレイル】…健康と要介護状態の中間に位置する段階
がんの対策として「早期発見・早期治療、緩和ケア」 、フレイル対策として特に在宅や少人数の場でのEIM(運動療法)の強化、また生活習慣の改善を目標としています。
小池氏は、「学び直し支援」として、都立大学版「100歳大学」プログラムの都内大学への拡大を目標としています。
また、「介護・病気と仕事・社会活動との両立」支援として柔軟な働き方と夜間休日診療体制の強化、ケアラーカフェの整備などを挙げています。
ケアラーカフェとは、介護に関わる方々の息抜きや情報交換などの場として運営されているカフェです。
【デジタル・ディバイド】・・・情報格差といい、インターネット等の情報通信技術(ICT)を利用できる者と利用できない者との間にもたらされる格差のことです。
オンライン化は以下の5つを主に目標にしているようです。
①テレワーク ②オンライン学習 ③オンライン診療
④行政手続のオンライン化
⑤ ICTを活用した都庁業務の効率化と公務員の意識改革
4つのレスとは以下のことを指します。
①ペーパーレス(ファックスレス)
②はんこレス
③キャッシュレス
④タッチレス
「都庁デジタル部門の強化」では
①専門人材の採用
②各局へのデジタル人材の配備強化
③ユーザー目線でのシステム開発など
を行うようです。
以下に詳しい政策を箇条書きします!
1.人員・業務見直し
①危機に即応した迅速な人員配置、
②外郭団体の統廃合等による業務の効率化
③都有財産の有効活用促進
④聖域なき(例外なき)事業の見直しの継続
2.連携体制見直し
①権限・財源セットでの国から地方自治体への権限移譲による地方分権
②感染症・災害対策などに備えた広域連携、二重・三重行政の解消
3.企業の在り方見直し
①中途採用比率の拡大や民間企業との交流拡大等による民間活力の活用促進
②規制緩和・岩盤規制突破モデルの構築・推進
【多摩・島しょ】・・・東京都の都区部以外の部分。多摩は東京本土市部、島嶼は東京都に所属する多くの島などを指します
【サテライトオフィス】・・・本社と別に、遠隔勤務を行うために設けるオフィス。都心に本社を設ける会社が社員の自宅付近にオフィスを設ける場合と都心に本社がない会社が都心に会議用などのスペースを設ける場合の2つが大きく考えられる。恐らくこの場合前者が主に指されています
【アニマルセラピー】・・・動物との触れ合いによって人々の生活の質を高める動物介在療法のこと。
【ティアハイム】・・・ドイツの動物保護施設のことで、飼い主がいないことなどを理由に引き取られた動物を保護しています。ドイツでは民間団体が運営しており、整った法整備の下運営されています。
【参考】http://www.for-b.jp/ドイツのティアハイムモデルの日本導入を目/
https://pedge.jp/reports/tierheim/
小池氏は東京型教育モデルについて、
①対面・オンラインのベストミックス
②インクルーシブ(包括的)な環境
③フリースクールなど学びの選択肢の多様化
④個別最適化(個別の児童に対して、学習状況や興味関心に応じて対応)
としています。
ベストミックスとは、複数の手段を組み合わせて最も効率的な解決策を得ることです。
フリースクールとは、不登校の生徒を受け入れる教育機関です。
(https://h-navi.jp/column/article/35026124)
ベビーシッター・家事支援、病児・医療的ケア児への対応等を行うなどの以上の政策で「合計特殊出生率2.07へ」を目標に掲げています。
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さて、今回は小池ゆりこ候補者の公約を見てきました。
いかがだったでしょうか?
小池ゆりこ候補者の公約に興味を持った人はぜひHPをのぞいてみてください!
HP https://www.yuriko.or.jp/