ヘルシンキ大聖堂
パワースポット。スピリチュアルスポット。
って、それまであまりさほど関心がなかったけれど、まさにこういう場所のことかー!と思ったところ。
初めてヘルシンキに着き中央駅から降りて、印刷してきたMAPだけを頼りに、予約したホテルを探してウロウロ彷徨ったわけだけど、、、。
(この旅の時はWifiも持たずネットは完全にOFFにしていた。フィンランド語なんて論外、英語も全ッ然わからないのにネットに頼らずよく行ったなぁ…)
初めての地に降りてぐるっと街を見渡すとまず、白い大きな建物が。
(あぁ、あれ、よくガイドブックとかに載ってるやつ!!)
当時は名前すらすぐ出てこない程度の知識だけだったのに、この、街の建物の向こうにドーンと見えた、初めて見た白いヘルシンキ大聖堂の姿は今も鮮明に思い出す。
青空と白い大聖堂。最高。
美しいパイプオルガン。教会で音楽を聴きたかったけど二度のフィンランド旅では叶わず…。いつかここでパイプオルガンの演奏、Finlandiaの歌を聴きたい。
広場から大聖堂に上がる階段は急で、ちょっとコワくてヘッピリ腰気味になる。
ここに来て広場から大聖堂見上げると、何の感情かわからないけど何かが一気にこみあげて、自分でも驚くくらい、声が出るほど泣けたりする。
と、この不思議な感覚を日本在住のフィンランド人の知人に話すと、
「そりゃそうよ。ここには色んな人の思いが集まってるからね」
とさらりと言いのけられた。
あぁ、泣ける。なんやこれ。笑
旅の間、一日に一度は毎日ここに、ひと目見に来ていた。
行きたいなぁ。