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山梨県大月市@農業研修10/23〜25

山梨県大月市で農業研修に参加してきました。

単なる農業体験ではなく、その地域を数回訪れて地元の方とも関わりながら、課題解決をお手伝いするというもの。
8地域で開催されますが、わたしは居住する埼玉県からも近い山梨県にしました。
友人や知人も住んでいますが、通り過ぎるばかりで訪れたことがなかったからです。

新宿から特急に乗り、約1時間。

わたしの勝手な想像では、特急が止まる駅だから駅ビルとかオフィスもあるだろうと思っていました。
山に囲まれた立地で、高い建物は今日と明日に宿泊する東急東横インだけ。それも最近できたばかりだそうです。

初日は里山で稲の脱穀作業でした。

まずは機械で脱穀し、来年の種まき用に手動での脱穀をしました。(たくさん人が写っていましたので、作業の写真は割愛)

汗をかくほどの暑さ。
雲がかかっていましたが、夕方の富士山がきれいでした。

夕飯は大月駅前にある月カフェで、煮込みハンバーグを食べました。

ビーフシチューのように見えますが、中に大きめハンバーグとパプリカ、エリンギ、ブロッコリー、ミルフィーユ状のじゃがいもが入っていました。

翌日。天気予報とおりの雨。
ということで、雨天対応の装備は参加者の皆さんもばっちりでしたが、寒さは想定以上。
終始、震え続ける1日となりました。

当初の予定はほぼ変更。
ハーブ園ではレモングラスを編んでリースを作り、クコの実をつみ、焼き芋を食べました。

雨のなか、稲刈り後の田んぼや大豆畑を散策。そして、移住して就農している方と話しました。

わたしは当初、農園などで体力がなくてもできるパートをできたらなぁ、と考えていました。
でも、話をしているうちに、「小さくても田んぼがあれば、お米に困らないんだなぁ」という考えになりました。

協力しあえるコミュニティで、自分のできることで、無理のない範囲で。選択肢のひとつにしたいと思いました。

写真は、途中で寄った猿橋。
日本三奇橋のひとつで、橋脚がない構造です。岸の岩盤に穴を開け、刎木(はねき)を差し込み、さらに刎木を重ね、上に板を敷いて橋にしているのです。

橋は渡ることもできますが、雨天につき滑りやすく、おそるおそる歩いて、渓谷を見下ろしました。

猿橋は最寄りの猿橋駅から歩いて20分。
車通りの激しい道でかなり歩きづらいとのこと。

観光バスが止まれる駐車場が近くにあるので、たくさんの観光客が立寄るそうですが、近隣はお土産屋さんも少なく、かなりもったいない観光資源です。

地域おこしをしている人たちが近いうちにカフェをオープンさせるそうですので、盛り上がればいいなぁと思いました。

最終日。雲がかかっていてわかりづらいですが、富士山には雪が積もっていました。

桂川ウェルネスパークで、ひんやりした空気を肌に感じながら園内の散策をしました。
ここもちょっとした山道を歩いたり、巨大アスレチックやすべり台、バーベキュー場もあって、楽しめる観光スポット。
いずれはグランピング施設を作り、宿泊できるようにする予定だそうです。

お昼に食べたのは桃太郎鬼切(おにぎり)弁当。

大月市には有名な桃太郎伝説があるとのことで、、、

え!? 桃太郎って岡山県では!?

と多くの人たちがツッコミを入れるそうですが、桃太郎伝説というのは全国各地にあるんですって。

お米と一緒に炊かれた「きび」がプチプチした食感で、素朴な味わいのおにぎりでした。
地元の食材を使ったおかずも、身体に良さそう。

そんな大月市での2泊3日でしたが、また12月と2月にも訪れる予定です。

今度は完全防寒武装で行かなければ。

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