想い出ばなし。キュンキュンだよー!
みなさんは、今大好きな人がいますか。
私はたくさんいます。
家族、友達、仕事仲間、近所のおばあちゃん、郵便局のおばちゃん、、、
いっぱい、いっぱい大好きな人がいます。
結構すぐ人を好きになるので、好きな人に囲まれて生活していると思うと、すごく自分は幸せだなぁ。と、思います。
そんな惚れっぽい私ですが、高校生の時は一途で、ずっと、ずっと、ずぅぅっと、大好きな人がいて、ずっと、ずっと、ずぅぅっと1人のことを想っていました。
全校朝会で隣のクラスに並んでいる彼を見て、一目惚れでした。
ビビビッですよ。ビビビッ!だって、かっこいいんだもん。
何でみんなが好きにならないか不思議なくらい、かっこいい人でした。
名前はDちゃん。(ダンさんじゃないよ。この頃ダンさん異国の小学生w)
勇気を振り絞って、彼に話しかけるまで、どれくらい時間は経っていたのでしょうか。学校のスキー合宿の日に、「友達になってほしい」と声をかけたのを、今でも、場所も、彼の表情も全て覚えています。
挨拶だけはできる仲になって、ますますDちゃんを好きになる私。
彼には他校に彼女がいるって噂を聞いたけれども、ちっとも悲しくもなかったです。
だって、私は元々1mmも相手にされていないと知っていたから。
その頃なぜか、
『私が気持ちを伝えないと、ほんの少しの可能性も生まれない』
と、メラメラして、100%振られるのわかっていて、彼を呼び出ししました。
部活後の自転車小屋の前で!!(少女漫画、少女漫画w)
しかも人生最初の最後の告白!!
「Dちゃんのことが大好きです。付き合ってください。」(典型的w)
もちろん、フラれました。チーン。
けれども、他校の彼女とは別れていたらしく、
「まだ諦めきれないから。」
って、言われたのに、私には全く聞こえてません(笑)
その日、駅まで一緒に自転車をこぎながら30分話したことが、嬉しすぎて、楽しすぎて、Dちゃんが優しくて、かっこよすぎて、、、もっと、もっと、好きになりました。
そこからめちゃくちゃ調子に乗った私は、自宅に電話をするようになります。(きゃぁ〜、ストーカー!!)
最初の頃はノートに、話すことや聞くこと書き出してました。(笑)
Yesだったら、こう聞く....
Noだったら、次はこれを聞く....
今思えば、恋する乙女で私の行動は可愛いけれど、好きでもない人から、頻繁に電話がかかってくるDちゃんは、たまったもんじゃなかったと思います。
その時は相手の気持ちを全く考えないで、自分が好きって気持ちだけで、グイグイ押しすぎてました。
そして、最初は優しく対応してくれていたDちゃんも、辛くなるよね。
結構あからさまに冷たくされました。(涙)
もう嫌われた。。。もう諦めよう。。。
でも、もう1回。。。(しつこいはっ!!)
そして、やっぱりダメでした。
まっこ(親友)の家でパズルしながら、泣いたよねw
それから、ピタッと諦めて、電話も話しかけるのもやめました。
だって大好きな人に、これ以上嫌われたくないじゃないですか。
そうやって、私の1年以上の片思いは終わっていったのでした。。。
が、、、しかしだ。
その数ヶ月後、、、まさかの、、、
Dちゃんのから電話が!!(涙)
あれは忘れもしない、テスト期間中の夜。(覚えすぎw)
父に「T島くんから電話だぞ。」と言われて、
「T橋でしょ。」と地元の男子だとすっかり思って、電話に出ました。
そしたら、、、、あのかっこいい声が、私の受話器から聞こえてくるじゃいですか!!(受話器って久々に言ったw)
Dちゃん:「ごめん、勉強してた?」
わたし:「してない、してない、してない!!」
Dちゃん:「ごめん、大丈夫?」
わたし:「大丈夫、大丈夫、全然大丈夫!!」
Dちゃん:「テスト終わったら、また電話かけていい?」
わたし:「うん、うん、うん、もちろん、もちろん!!」
うおぉぉぉぉ〜〜!!!(喜びの雄叫び)
布団から出て、狭い部屋をあっち行ったり、こっち行ったりして、興奮した気持ちを落ち着かせたのを覚えています。
その時のテスト、ボロクソだったと思います。(それは全く覚えてないが)
そして、テストが終わったその日、、、、
電話がかかってくるのを待てばいいのに、、、
自分からかけちゃったの、私!!
でも、「待てないくらい楽しみだった」と素直に伝えました。
数ヶ月前までは、あんなに嫌がられてたのに、その時はきっと私の一途な気持ちは嫌がられずに、受け止めてもらえたと思います。
それから、たくさん話して、デートして、私といると楽しいんだよー!
をいっぱいアピールしました。
そして、もう1度告白しようと思っていた頃に、Dちゃんから、駅前の階段のところで、『彼女になってください』と告白されました。
その時の喜びと言ったら、やばい!!
一生忘れないと思います。
1年半も片想いしてましたからね。
それから私はDちゃんのおかげで、心の底から楽しい高校生活が!
勉強ができて、スポーツができて、優しくて、かっこいいDちゃんに釣り合うような彼女になるために、私も色々努力をしたと思います。
そして、たくさんのたくさんの想い出を作りました。
しかし、そんな幸せな日は続かないんですね。
友人のダンスを見に行って、その夜連絡をちゃんとできなかった私の行動が彼を不安にし、それをきっかけに彼の気持ちは、私からどんどん離れていきました。
そして、フラれます。
その日、クリスマスのイルミネーションが綺麗でした。
その中で、立ってられず、膝をついて、子供みたいに
「やだ別れたくない。悪いところは全部直すから。お願い。。」と、めちゃくちゃ泣きました。
通りがかる人に、「大丈夫ですか。」と声をかけられるくらい、本当にめちゃくちゃ泣きました。
家までの電車の中でも、人目を気にせず泣きました。
泣きすぎてヘロヘロになった私を駅まで迎えに来てくれたのは、親友まっこ。
本当にありがとうでした。
励ます言葉に「違う、もうダメだ。」しか言えなかった私を、よく支えてくれました。
そこから何日も学校を休みました。
親友をはじめ、明るい友達に助けられ、学校に行くようにもなり、
いつもの自分を取り戻すことができました。
どこかの時点でDちゃんと復活をし、進学後は遠距離もしました。
最後は結局またフラれます。
「美恵子はいい人で、一緒にいて楽しい。けれど、ドキドキしなくなった。このままずっと1人の人と付き合うのは、、、色々な人と知り合いたい。」
最後までDちゃんはかっこよかったです。嘘ついてないもん。
その言葉はショックだったけれど、素直に受け入れられました。
もちろん泣いたけれど、立ち直りは早かったかな。
本当にDちゃんの嫌いなところ、1つもありませんでした。
(ごめん、ダンさん!)
本当に何もない。
それは高校生の恋だったからかな。
夢中だったからかな。
『人生の中で夢中になったことは』と聞かれて、勉強もスポーツも趣味も全て中途半端な私は、この「高校時代の恋愛」と答えるべきなのかな。と思います。(かなぴぃ!他にないのか。。。)
それだけは、やりきった!全てやれることはやった!って感じです。
そして、Dちゃんと付き合えたことは私にとって大きな自信ともなったのは間違いありません。
そして、今も素敵なDちゃん!(おそらく)
そして、今の優しい素敵な夫のDさん!(ダンさんねw)
「私は昔から、輝く人を見る目があるなぁ〜〜。」
って、単なる私の人を見る目を自慢した話でした。
(なんだそれw)
しかし、、、Dちゃんから、ダンさんまでの間が結構抜けてるなぁ。
都合の悪いことは、思い出さないことにしよう(笑)
私も誰かの人生に、大きな存在となったことはあるのでしょうか。
少なくともダンさんにとって、大きな存在になっていることを願いましょう。
こんな20年以上も前の、私の想い出ばなしに付き合って、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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