小説「年下の男の子」再開にあたりまして…
パソコンが壊れたことから、長文になりがちな連載中の小説「年下の男の子」を中断していましたが、パソコンも治ったので、再開したいと思います!
その前に、いきなり前回の続きを書くのもナンなので、これまでのあらすじを兼ねた登場人物の紹介を書いておこうと思いまして、今日の記事にしたいと思います。
まずこれまでの物語はマガジンにまとめておりますので、よろしければコチラをどうぞ♪
これまでの登場人物
・井田 正史=N高校1年生男子。中学ではバレー部で、高校でもバレーボールを続けたいと思い、早くからバレーの強いN高校を第一志望にしていたが、中3の夏の県大会で左膝内側側副靭帯損傷の重傷を負い、高校でバレーボールを続けることを断念する。しかし早くからN高校を第一志望にしていたため、バレーボールを断念したとはいえ他校を受験する気も起きず、そのままN高校を受け、入学する。何部に入ろうか悩みながら聞いた部活説明会で、井田と同じ中学出身で、女子バレーボール部の主将をしていた2年先輩の原田朝子が吹奏楽部の部長として登場したことに衝撃を受け、男女の違いはあるが原田を尊敬していたこともあり、吹奏楽部に入部することを決める。その後、原田の告白を受け、恋人の関係になる。担当はユーフォニアム。
・原田朝子=N高校3年生女子。吹奏楽部の部長を務めている。担当楽器はユーフォニアム。中学時代は小学生時代からしていたバレーボール部に入り、2年秋に主将となるや、抜群のリーダーシップを発揮し、それまでの弱小女子バレー部を県大会上位常連の強豪校へと改革した。高校でもバレーボールを続けたいと思いN高校に入学するも、陰湿なイジメに遭い、已むなく追い出されるように退部。帰宅部だった時に偶然商店街のイベントに出演していた吹奏楽部の演奏を聴いて感動し、その場で入部を直訴し、途中入部だったものの持ち前のリーダーシップで部長に推薦される。ユーフォニアムの後継者がいなくて困っていた時、中学のバレー部時代から知っている井田が入部したことから、ユーフォニアムの後継者にしようと勧誘。これまで辛かった話を、井田に話したところ泣いてしまい、慰めてくれた井田に恋心を持ち、原田から告白して井田の彼女となった。
・燈中由美=N高校1年生女子。中学の時、原田が主将を務めていた女子バレーボール部に入り、原田に心身ともに鍛えられたことから、原田を師匠として尊敬している。自身も中学の女子バレー部で主将を務め、満を持して原田を追いかけてN高校に入学するも、吹奏楽部の部長をしていることに驚き、不安を抱きながら女子バレーボール部に入部したが、やはり理不尽なハラスメントに遭い、早々に女子バレー部を退部し、尊敬する原田と、同じ中学から進学した井田がいる吹奏楽部へと転部する。井田とは複雑な間柄で、井田の初恋相手。だがその時点では燈中に彼氏がいたため、井田は燈中に失恋していた。しかし燈中が中学時代の彼氏にフラれた際、自身が本当に好きだったのは井田だったと気付き告白するも、井田の中学時代の本音の話を聞き、一旦は井田への思いを断ち切るが・・・。
・山村聡=N高校1年生男子。中学ではサッカー部に入っていたが、中3の夏の大会で膝の半月板を割る重傷を負い、N高校のサッカー部に入る夢を諦めるも、井田と同じく別の高校に志望先を変更することはせず、N高校に入学する。部活説明会で、吹奏楽部に女子しかいないと聞き、興味半分と、サッカー部で鍛えた体力が文化部の中の体育会と言われる吹奏楽部で役立つかもしれないと思い、吹奏楽部に入部。同じような境遇の井田とはすぐに打ち解け合った。途中入部してきた燈中由美に一目惚れし、井田に仲介を頼んでいる。担当は打楽器。
・森田勝正=N高校1年生男子。中学では野球部に入っていて、高校は甲子園を狙えるレベルのN高校を志望していたものの、中3の冬休みに体力維持のため自主練でランニングしていた際に空足を踏んでしまい、危うくアキレス腱を切る直前の捻挫をし、N高校野球部に入る夢は断念。だが井田や山村と同じく別の高校に志望先を変更することはせず、N高校には入学する。何部に入るか悩んでいた際、部活説明会で吹奏楽部に女子しかいないと聞き、山村と同じく興味半分と、野球部で鍛えた体力が文化部の中の体育会と言われる吹奏楽部で役立つかもしれないと思い、また野球部の応援側として高校野球に関われるかもしれないと思って、吹奏楽部に入部。特に好きな女子はいないが、男だらけの部活にいたため、女子ばかりの環境に戸惑っている。担当はホルン。
・山田明子=N高校1年生女子。中学から吹奏楽を続けている。担当はフルート。吹奏楽コンクール全国大会常連の高校への進学を一時検討していたが、見学に行った際、あまりの練習の厳しさに怯え、明るくてコンクールではそこそこの成績のN高校吹奏楽部に志望校を変えた。まだ特定の彼氏がいたことはない。
・小谷純子=N高校1年生女子。中学から吹奏楽を続けている。担当はクラリネット。山田明子とは小学校が一緒で、中学は学区制の影響で別々の中学に進学したが、N高校で再会し、一緒に吹奏楽部に入った。恋愛はオクテぎみでだが、GWにグループデートした際、井田とペアとなりスケートを教えてもらってから、井田に片思いしている。
・原田裕子=朝子の1つ年下の妹で、高校2年生。朝子と同じくバレーボールを小さな頃からしていて、中学でもバレーボール部だった。井田や燈中の1つ先輩に当たる。朝子から高校でもバレーボールをしたいなら、N高校は止めといた方が良いと言われ、朝子とは違うH高校に進学し、バレーボールを続けている。几帳面な朝子とは対照的に、大雑把な性格。だが井田が大雨でびしょ濡れになり、原田家に急遽一泊した際、井田の真面目さに惹かれ、姉の朝子の彼氏だと知りつつも、井田のことを好きになってしまった。
今までの展開は、登場人物の解説でおわかり頂けたかな~と思っているんですが、最初はこんな長編連載小説にする予定はなく、3話程度で終わる短編のつもりだったんです。
それが舞台を高校の吹奏楽にしてしまったせいで、私の中の吹奏楽の血が騒ぎ、ついつい長期化してしまいました(;^_^A
ちなみに時代設定は昭和61年です。
理由は、自分も昭和61年に高校1年生だったからです(←単純)。
スマホやケータイ、ポケベルすら無かった時代、どうやって恋物語が進展していくのか、よければ再開後の展開を読んでやって下さいね🎷🎼
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