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後炭の美しさ


朽ちたかに見える炭をおこして新たに炭をくべていく。やがてパチパチと音を立てて火がおきだす。
ゆっくり赤々と輪胴にも火が付き出し、後のお薄点ての為の湯が湧き静かに湯相が整い出すのがわかる。
火と水。
夏は名水点や洗い茶巾と涼を感じる点前を過ごした中で、炭手前では火を意識して観て感じる事で陰陽のバランスが保たれている。
丁寧にひとつひとつ、時間の経過も意識して体得していく稽古時間の大切さを実感。

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