竹内社長が考えるリーダー論とホームズの未来:一人ひとりを輝かせるサポーター
社員への期待とコミュニケーションの工夫とは
ーー 社長が社員に期待することは何ですか?
社長として、私は社員の皆さんに、ただ数字を追い求めるだけではなく、それぞれが自分らしく輝ける環境を提供したいと願っています。
営業の方々はもちろん、事務の皆さんも、会社の大切な一員です。
事務の皆さんのおかげで、私たちは日々順調に業務を進めることができています。
営業の数字の追求は大切ですが、その過程でギスギスした雰囲気が生まれてしまうのは避けたいですね。
だからこそ、数字の確認や詰め方には心を配り、営業社員がいつもやる気を失わないように気を配っています。
ーー具体的に気を付けていることは何ですか?
社員の皆さんに対して注意すべき点や厳しいことを伝える場面では、「どのくらいのトーンでお伝えするか」にとても気を遣っています。
また、一度にたくさんのことを指摘すると、どうしても伝わりづらくなったり、やる気を失わせてしまったりすることもありますよね。
ですから、伝えるべきことを分割してお話しするようにしています。
こうすることで、皆さんが前向きに受け止めやすくなると思いますし、結果的にお互いに良いコミュニケーションができるようになると思っています。
社員の声を大切にする経営
ーー 竹内社長が就任してから変わったことはありますか?
私が社長になって一番変わったのは、リーダーシップのスタイルです。
前の社長はカリスマ的な存在でしたが、私は強いリーダーシップを発揮するというより、従業員に寄り添える社長でありたいと考えています。
これは、私自身がずっと社員として働いてきた経験があるからこそ、皆さんの気持ちがよくわかるからです。
皆さんの声を聞くことが大切だと思っていますし、皆さんが自分らしく活躍できる環境を整えることが私の使命だと感じています。
ーー具体的に変化を感じたエピソードはありますか?
私が社長になってからは、意見を直接私に言ってくれる社員が増えたと思います。
例えば、ベテランの事務の方が、月1回の営業会議で「みんなで乾杯しませんか?」と提案してくれました。
すぐにその提案を採用し、みんなで買ってきた飲み物で乾杯するようにしました。
このように、社員が自分の意見を言ってくれることが本当に嬉しいです。
ホームズの未来像と成長戦略:働きがいのある会社を目指して
ーー 社長が思い描くホームズ株式会社の未来はどのようなものですか?
私が思い描く未来は、まず規模を大きくして、三重県北西地区で1位、そして県全体で1位を目指したいと考えています。
そのためにはコンプライアンスの強化が必須ですので、顧問の方を迎えて体制を整えています。
もう一つに、社員が「ここで働いて良かった」と思ってもらえる会社にしたいですね。
以前、宮崎の保険代理店を視察したときに驚きました。
その会社はCMを出したり、自社ビルを建てたり、サッカーチームのスポンサーになったりと、しっかりとブランディングを行っていて、本当に立派な会社でした。
給与も高く、社員も誇りを持って働いているのが印象的で…。
ホームズもそのような会社にしていきたいと思っています。
保険業界への一歩をサポート:全員が仲間!
ーー これから入社される方へのメッセージをお願いします。
保険業界は勉強が大変というイメージがあり、躊躇する方が多いと思います。
実は私も同じ理由で、一度入社を迷ったことがあります(笑)。
でも、心配はいりません。
資格の勉強に関しては、週に1回勉強会がありますし、商品の改定が多い時期には打ち合わせを行っています。
昨年も特約についての勉強会を開きましたので、1からしっかり学べる環境が整っています。
当社に来てくれる方は全員仲間です。
この会社の名前が”ホームズ”であるように、あなたのもう一つのホームになってほしいと思っています。
困っている時には手を差し伸べてくれる、気にかけてくれる先輩たちがたくさんいるので、安心してくださいね。
最後に
竹内社長は、幼少期は引っ込み思案で人の目も見て話せない子どもだったそうです。しかし、世界史が好きで、大学時代にインドへ一人旅に出かけたことなどがきっかけで、人との触れ合いや繋がりを大切にしたいという考えを持つようになったとおっしゃいます。
余談ですが、いつかヨーロッパへも行きたいと思っています。
「うちの会社に入ると、太ってくるんですよ。みんなお菓子を持ってきてくれるから(笑)」と笑顔で話す竹内社長。
このインタビューを通じて、社員からの愛情を深く感じている社長の温かい人柄が伝わってきました。
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