記事一覧
商品のIconicな象徴を人々の脳裏に刻みつけたHeinzのマーケティング手法
社会的な現象を引き起こした米ケチャップ会社の実験
アメリカのケチャップメーカーのHeinzが面白い社会的実験を行いました。自社ブランドの市場認知度の測定が目的でしたが、結果的(最初から戦略か)に、マーケティング戦略の一つとして有名になりました。
名付けて「Drawing Ketchup Campain(ケチャップを描こう!キャンペーン)」。
5大陸12カ国において、自社(Heinz)の名前を
アクティブラーニング、ん?
多様な教育方法と、自己決定による選択
オランダにはさまざまな種類の学校があります。主言語で分けるのなら、オランダ語中心の現地校、英語をメインとするインターナショナルスクール、そして日本語で教える日本人学校です。もちろんそのほかの言語や文化の学校もありますが、上記三つがオランダで暮らす日本人の子どもたちが所属する主な学校になります。当然学校自体の数として最も多いのがオランダ語の学校で、通う日本の子
第二回絵本読み聞かせの会 テニスコートの脇で大好評
3月6日 オランダAmstelveenのスポーツ会場 Kegel Tennis Deにて第二回Global Well-being 絵本読み聞かせの会を実施いたしました。
今回はテニストーナメント企画の追加参加で、テニスの試合後にお子さんたちに来ていただき読み聞かせを実施いたしました。
参加者の幅はとても広く、2歳くらい(?)のお子さんから小学年生のお子さんまで10人ほどご参加くださいました。
オランダの子供達の幸福感はどこから?
スタートはビジネス心理学会コーチング勉強会から
執筆日2022年1月30日:
大まかな方針と流れを決めてからの投稿開始とするために、初期は執筆をためてからの投稿となり、執筆日と登校日が若干前後します。)
こんにちは。オランダで心理職の事業の起業、スクールカウンセラー、心理カウンセラー、メンタルヘルス支援事業を行なっています。
オランダでの女性一人での起業(しかも子育てしながら)、事業の安定の図
流れを確認するテスト初回。いよいよ開始。
2022年2月27日
今日は「GW絵本読み聞かせの会」最初のテストを行いました。
場所はアムステルダム 近郊の町、アムステルフェーンのSKAB 茶房2階。
参加してくださったのは:
中高生の読み手:高校生(18歳)Nさん、中学生(15歳 K君)、遠く日本から社会人(24歳 Yさん)
聞き手の小さなお子さん達:Rくん、Aちゃん、Aちゃん、Sくん
でした!
さて、今日は流れを確認していくテ
オランダにおけるNIP(オランダ心理学会)認定「登録心理士」とは?
オランダでは「心理学者」という称号は法的には保護されていません。つまり誰であっても心理学者と言ってしまえる危険性があります。そこでオランダ最大の心理学会(NIP)は、履修した心理学系の大学・大学院を条件としたNIP認定心理士というタイトルを設立しました。これにより自分がNIP認定の心理士であることを証明できます。
さらに実務的な5年以上の経験を証明することで「登録心理士NIP」となることができま
オランダで心理専門家が考える:自ら行動できる子供と、行動につながらない子供
自分の思いを行動にする子供、行動にできない子供子供が中学生や高校生になると、小さな頃の素直さがなくなり、あんなに母親に従順で忠実で「ママがが一番!(僕のもの)」とばかりに言ってくれていた彼らはどこに行ってしまったの、という、母親にはとても悲しい体験がやってきます。
返事の仕方は様々。ちょっと荒っぽい感じを演じているなら「うるせェ」、優しさを残していれば「はいはい」、母親はもう眼中の外なら「無
オランダで心理専門家が考える: 中学生! ストレスに負けない心を作ろう その3
🍀君は誰?君は誰って、変な質問だね。でもきちんと答えられるかな。
名前、年齢、学校名、もちろん自分できちんと知ってるね。でも、これは他人が見てもわかる「君」。自分が知っている自分、これは「これが僕、これが私」と言えるもの、これが「他の誰でもない自分」なんだ。英語ではidentity(アイデンティティ)っていうんだ。
君はどんな自分でありたいのかな。つまり理想の自分だ。勉強ができる、スポーツが
オランダで心理専門家が考える:オランダ 医療・教育・心理の現場から! 大切なのは「自分はできる」と思える力
A君は普段は明るく愛嬌のある子ですが、気に入らないことがあるとすぐに手が出てしまいます。弟が自分が遊びたいおもちゃを使っていたり、母親が危ない行動を注意したりすると、ぽかっと手が出てしまうのです。その都度、学校でも家庭でも注意をするのですがなかなかやめることができません。ときには大泣きになったり、癇癪に繋がったりすることもあり、とてもわがままな子供だと思われてしまいます。
Bさんはお友達にとても
オランダで心理専門家が考える教育と発達のこと:社会的スキル習得を日々の仕組みに取り入れる
ワーキングメモリーが弱く、一連の流れの順番や組み立てて理解が困難、また物事を忘れてしまう子ども小学校に入ると初めて出会う様々な社会生活のルールに遭遇します。先生の話を聞く時間、話をして良い時間、集中しなければならない時間、立ち歩いてはいけない時間など、それまでとは違った決まりの中での生活が始まります。
「小学一年生の壁」という言葉を聞いたことがありますか?子供の発達の速さや度合いの違いに関わらず
オランダで心理専門家が考える子供の発達と教育のこと:思春期の子供の親の役割
親の言うことを聞かない!小学校も高学年になってくると、どの家庭でも親と子供の間のコミュニケーションが複雑になってきますね。母親にとっては男の子の難しさ、お父さんにとっては女の子の難しさに直面します。そして彼らが中学生になると、子供をどう扱って良いかわからなくなったりします。現代のお父さん、お母さんは多くの情報や本を読んでよく勉強されていて、厳しすぎてはいけない、でもそうするとわがままが促進してしま
もっとみるオランダで心理専門家が考える:違いを育て、生かしていく教育
「違っていて良いこと」を教える国オランダ
オランダの学校について最近はメディアや本でもよく紹介されるようになりました。オランダは個人の自由をとても大切にし、お互いの存在を尊重する国だと私は感じています。外から来た人達にさえも、表立って手を広げて歓迎を示す事こそしませんが、押し付けがましくなく、さりげなく、暖かく受け入れてくれる国民性があります。
違う者、違うことに寛容なのでしょう。オランダでは
オランダで心理専門家が考える子どもの発達と教育のこと
発達障害 気づき・理解・支援へ
発達障害とは、生まれつき脳に機能障害があることによって、発達に偏りが見られる障害です。知能的に特に問題をもつのではないにも関わらず、社会生活の中での行動に得意不得意があり、成長において様々な凸凹がみられます。就学を機会に、自分だけ、また親と自分だけの世界から、他の人や周囲との関わりが増えると、そこで期待される行動との不適合やミスマッチが起こり、生活に支障が生じて
コロナ期も自分と子供の生産性は絶対に上げる
「コロナ期でも仕事と勉強は成果を出さなければならない」孤独な課題
コロナ感染が拡大し、世界的に私たち個人の移動外出を控える動きに向かっています。仕事をする大人も、家庭を守る人も、友達も周りにいない環境で学習しなければならない子供たちも長引く自粛規制に疲れを見せています。
そんな中でも、コロナ期以前同様に気持ちを落とさず、憂ず、前向きに自分の仕事ができる、それは誰にとっても重要で孤独な課題となり
部下に。家族に。相手を怒らせがちなコミュニケーションを劇的に変えるには?
こちらは聞いているのに、相手が不愉快な顔になるのは
ヨーロッパではまだまだリモートワークが長引きそうです。オンラインでの職場関係での会話だけでなく、家にいる分これまで以上にご家族との会話の機会が増えています。
そんな中、会社の部下や、はたまたご家庭で奥さま・ご主人やお子さんとお話しするときに、相手が不機嫌に黙ってしまったり、また怒らせてしまったりする、そんなことが多々あることはありませんか。
ストレスはどうしたら軽くなるの その2
🍀ストレスを軽くすると楽になるストレスを軽くするにはどうしたらいいんだろう。イライラしたり、不安だったりといったストレスの状態を放っておくとどんどんと悪い状況になるから、ストレスを軽くすることがとても大事なんだよ。
ストレスを軽くするためにはいくつかの方法があるんだ。まずは 今の自分には何があるのかな、何ができるのかな、すこし考えてみよう。
ストレスを対処する方法には 「嫌な気持ちをそらすこ