小児科に行ったときの子どもの抱き方
先日小児科の先生に教えてもらったお話✨
小児科でお子様が診察や処置、検査をしてもらう時、どうしても泣き叫んで暴れちゃう💦
そりゃそーだよね…怖いし痛いの嫌だもん。
特に予防接種は大変。。。
でもやらなきゃいけないし、下手に動いたら危ないから親御さんは心を鬼にする👹
そんな泣いて暴れて大変な小児科で診察や処置、検査をしてもらうとき、
是非ママやパパにはこんな風にお子さんを抱っこして支えてほしい
という抱き方を教わりました!!
ママ必見です😊
小児科の診察の時は、医師だけでなく、看護師が介助で入ってくれることがあります。親御さんおひとりでお子様のことを支えなくて大丈夫ですよ!
もしもしのとき
お胸やお腹の音を聴診する”もしもし”の時は...
①お胸やお腹のもしもし
親御さんと同じ向きで前向き抱っこをしたら
おててをしっかり持ってあげてください。
お洋服をめくっておててと一緒に持てるならその方がいいですが、難しければ看護師がお洋服をめくります。
聴診している時におててで先生の手をどけようとしてしまうと診察ができません。しっかりをおててを繋いでいてあげてください。
もしイヤーと泣き出してしまい足をバタバタさせたり、先生を蹴ろうとしたり、上に伸び上がろうとしたら
両足を親御さんの足で挟む
これである程度体は固定されます。
そして「痛くないよー」や「すぐ終わるよー」などと声をかけてあげてください。
②背中のもしもし
前側のもしもしが終わったら、背中側からもしもしします。
その時はぎゅー(ハグ)してあげます。支えるのは腰と肩の下(脇の高さ)です。
こちらもお洋服が捲れなかったら看護師が手伝います。
肺の音を聞いているので、お子様の肩甲骨~ウエストの少し上あたりを聴診したいんです。
だから肩の下と腰を支えると安定します。
お口の診察や検査
喉の赤身や腫れを見るために、お口を「あーー」と開けてほしい。
この時も前向きのもしもしの時と一緒です。
前向き抱っこをし、手を抑える
頭は自分の胸にしっかりつける
お口を開けたり、舌圧子と言って木の棒で舌を抑えることがありますが、これが嫌なお子様が多い。
親御さんは暴れるようなら足を自分の足で挟み、おててを繋いであげてください。
お顔を上に向けるのは看護師が手伝います。
小さいお子さんの場合や看護師がいない場合には、親御さんが片手で抱えるようにして両手を抑え、もう片方の手で額の部分を包み込んで自分の胸に押し当て固定します。
また泣いていてもいいんです。お口が開いていてむしろ見やすい。
もし普段ごはんを食べさせる時などに使っている、
お口を開ける言葉「あーーーーん」などがあれば
それを言ってあげてください。
今コロナが子どもにも広がってきており、PCR検査をすることもあるでしょう。お子様の場合には多くは鼻で検査をします。
えずくし痛いからお子様は泣き叫び暴れると思います。
しっかり手を抑え、足は自分の足で挟んで、頭を胸で固定
嫌だと泣くでしょうが、じっとしていた方が早く終わります。
そんな声かけをしてもらってもいいのかもしれません。
お耳や横向きでの診察
お耳やこめかみ、お顔の横の診察の時には、横向き抱っこします。
この時もおててをしっかり抑える。そして頭は胸につけ固定です。
これを教えてもらった小児科の先生は
「お耳をママのお胸にぺったーんだよ」と声をかけていました。
診察される側と反対のお耳を親御さんの胸にピタッとくっつけるイメージ。
顔が動いてしまうのは看護師が支えます。お子様のお耳を親御さんのお胸にしっかりくっつけることで固定され、首を振って逃げられることも減ります。
動きが激しい場合には、横向きのまま、ぎゅー(ハグ)してあげましょう。
ぎゅーの時も親御さんの腕でお子様の体全体を包みこむようにし、お子様の手が出てこないようにガードしてください。
お目目やお鼻の診察、処置 点眼や吸引の時
こちらも前向き抱っこで
片方の手でしっかり手を抑え、足は挟んで固定
もう片方の手で額を固定し、頭は胸にピタッとつける
看護師が処置を行う場合などは、親御さんお一人でお子様を支えなければいけないかもしれません。
手で避けられないように手を抑え、頭をしっかりと固定することで、処置がスムーズで早く終わります。
お下やお尻の診察
なかなかないかもしれませんが、お下やお尻の診察の時には、可能であれば処置台などにごろんと寝かせましょう。
先生の診察の間、お子様の手を握ったり声をかけたりしながら気をそらせます。
寝返りや立っちができる子は、逃れようと体をよじるので、肩や腰を支えてください。
立っちやつかまり立ちができる場合には、親御さんが支えとなって立たせ、診察でも大丈夫です。
チックンの時💉
一番大変なのが注射!お子様は予防接種がたくさんあります!痛いし泣いて暴れて大変です💦
注射の時は危ないので、看護師が介助に入ることが多いと思います。そして先生は上手なのであっという間に終わる。短時間動きを抑えればいいだけなんです。
①腕に注射するとき
腕に注射をするときには、前向き抱っこ。
親御さんはお子様の手をつなぎしっかり抑え、両足を親御さんの足で挟みます。
もし手に余裕があり、腕を支えることができるのであれば、手先や腕ではなく、肩の関節を支えます。
中心に近い大きな関節を抑える方が、手足は安定するんです。
②太ももに注射する時
太ももの注射の時には、先生に対して太ももがまっすぐ来るよう、できればちょっと斜め方向に抱っこします。(難しければ前向き抱っこでOK)
親御さんはお子様の手をつなぎしっかり抑え、打つ方の足を親御さんの足で挟みます。
手に余裕があり、足を支えられるときは、股関節を支えます。
そして注射の時のポイントは
先生が針を抜き、ごみ箱に捨てるまで抑えを緩めない
ということ。
刺していた針を抜いた瞬間にお子様が手や足を動かして別の場所に刺さってしまったり、先生の手や親御さんの手を刺してしまうことを防ぐために、
先生が針をゴミ箱に捨て、絆創膏を貼るまでしっかりと抑えの力を抜かないでください。
診察の間はできる限り声をかけ安心させてあげてください。
また何処の診察をしても、終わったら頑張ったお子様を抱きしめ、労いの言葉をかけてあげましょう。
小児科の先生が言っていました
泣くのは当たり前。誰でも嫌なことをされたり、されそうになったら、全力で抵抗するでしょ?
むしろ泣かなかったり、無反応な方が心配。
痛みを感じない病気や痛みに慣れ過ぎている原因があるはずだから。
でも診察をすることでよくなることもあるし、どうしてもしなければいけない処置もある。
少しでも短時間で終わるように、ちょっとかわいそうだけどしっかり支えてあげて。
そして声をかけて、体に触れて、終わったら思いっきり褒めてあげて。と
文章で書いてみましたが、これは写真がないと難しいですよね...
ただあいにく、この記事を書いているR🦊は子どもがいません。
そして代わりになるような人形も家になく、写真を撮ってくれる人もいませんでした💦
なので近日、写真は追加でアップします...分かりづらい記事ですみません(´;ω;`)
いいなと思ったらスキ❤、また読みたい、写真も見たいと思ったらマガジン📒してください
以上助産師Rでしたー🦊
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