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【言語学】INFP語のお時間
色んなところでINFP女性は思わせぶりな言動が多い、という意見を見かけます。私自身は十代の頃はともかく、今はそこまで変な素振りは見せていないと思っています。自分では。
ただまあ、過去を思い返すとヤバい言動が多かったですし、他のINFP女性も危うい喋り方をしてたので、ちょっと解説させて頂こうと思います。
まず基本的な単語からスタートですね。
「えへへ。すき」
これ、INFP語で「あざーっす!」って意味です。
恋愛感情は1ミリも含まれてません。
昔の知り合いに趣味でイラストを描いているINFPの女の子がいたんですが、自分の絵を褒めてきた人全員に「えへへ。すき」ってリプライを送ってたんですよね。一部に勘違いする人がいて不思議だったんですが、どうやら愛の告白と解釈されることもあるみたいですね。日本語って難しいな。
続いて応用編です。
「〇〇くん、かわいい。ぎゅ~~~!」
こちらも同じ女性が気を許したフォロワーに送っていたリプライですね。日本語に訳すと「いつもイラストにいいね付けてくれてありがとう。今後ともよろしく」ってとこですかね。
もちろん恋愛感情は一切含まれていません。
このくらいならまだ、簡単にニュアンスを読み取れますよね。
次はちょっと難易度が上がります。
「あ~~! 〇〇さんだぁ♡ 結婚しよ♡」
これは以前交流のあったINFP女性が、初対面の男性に向かって放った言葉です。彼女はネットで自作の小説を公開してたんですが、感想欄で絶賛してくれた男性がいたらしいんですね。で、その人とオフ会で顔を合わせた時に、感極まって上記のセリフが出てきたそうです。
INFPからすると自分の創作物を褒められるってめちゃくちゃ嬉しいことですからね。結婚しよ、と言いたくなる気持ちは凄くわかります。
なおこのセリフを日本語に訳すと、「好意的な感想をありがとうございます。とても励みになります」といったところでしょうか。やはり恋愛感情は全くなかったそうです。
テンションが上がるとすぐ距離感がバグったフレーズが出てきちゃうんですよね、INFPって。
ちなみにこの女性は男友達に対して何でも打ち明ける癖がありました。自分の女の子の日に関する事情や、性事情まで聞かせていたそうですね。男子と二人きりで漫画喫茶の個室に入って、肩を密着させて漫画を読み耽ることも珍しくなかったそうですが、ここまでやっても全く恋愛感情は持ち合わせていなかったそうです。
歳上の男友達だったから、兄のような感覚で甘えていただけみたいですね。
続いては男女問わず頻繁に用いられる言い回しの解説に入りますね。
「ふーん。私以外の人とお喋りして楽しかった?」
これは男性のINFPも普通に使いますね。
特に深い意図はないです。「ちぇっ、知り合いが私以外の人と楽しそうにしてるなんて気にくわないなあ。なんで誘ってくれないのさ」と拗ねてるだけですね。本当にそれだけなのですが、なぜか恋の駆け引きと思い込む人が一定数いるのが不思議です。単に寂しがりで嫉妬深いだけで、恋愛感情とは全く別の、子供っぽい情緒に由来するセリフなのですが。
さて、ここからは流れ作業でいきます。
「愛してるよ♡」
ちょりーっす! って意味です。
ただの挨拶です。
「誰も私のことなんて愛してくれないんだよね。死にたい」
お腹が痛いから寝る、という意味です。
体調が回復したらテンションが戻ります。
「嫌いじゃないよ」
やだあああああああ! という意味です。
八方美人なのできっぱり拒絶することができないのです。
さて、難しいとされるINFP語の授業、いかがだったでしょうか。
他のタイプにはあれこれ誤解されがちですが、案外どうでもいいことを考えていることがわかったはずです。
INFPの内面は幼女に近く、大人の女の駆け引きをしているわけではないと意識すればおかしな過ちは起きないと思います。
それでは良いMBTIライフを!