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【MBTI】クリエイター適性の高いタイプ

 本日は生き辛さを感じている皆さんを励ます記事となります。
 INXPに生まれたから会社員適性がゼロなんだ、人生終わった……と落ち込んでる人達には朗報ですよ!
 なんと貴方達はクリエイターとして生きるのはとっても向いてるみたいです!
 いえ、別に自分のタイプだからヨイショしてるわけじゃありませんよ。
 私はライトノベル作家なのもあって、小説家、漫画家、イラストレーターといった人種と交流する機会がとても多いんです。
 で、こういった方々を観察しててわかったですが、大半が会社員適性が低いとされている性格タイプなんですよね。
 逆にサラリーマンとしてバリバリ働くのが向いてそうなタイプで成功してるクリエイターって滅多に見かけません。
 
 なのでこちらの記事のサラリーマン適性を真逆にすればクリエイター適性ランキングができあがると思います。

 何もかも人様の記事頼りではアレなので自分でも解説してみようと思います。
 
 体感だとクリエイターで一番多い性格タイプはINFPですね。ぶっちぎりで多いです。特にラノベ作家だと3~4割はINFPなんじゃないかって勢いです。もっと専門知識や教養が求められる一般小説だとNT型の割合が高くなりそうですが、それでもINFPが割合一位なのは変わらないと思います。著名な作家のエピソードを調べると大抵INFPっぽいですからね。
 漫画家やイラストレーターもこの性格タイプが多いんじゃないでしょうか。
 なんたってクリエイターに求められる能力って、

 室内で孤独に作業をし続けることが平気な気質(I型)
 ゼロから何かを生み出す豊かな想像力(N型)
 架空の登場人物に共感・感情移入する能力(F型)
 既存のルールや常識に縛られない斬新さ(P型)

 といった感じなので、もろにINFPの性格特性とマッチしてるんですよね。
 よってここから価値観が遠いタイプであればあるほどクリエイターとしての適性が下がっていくと思われます。
 おかげで世の中の創作物は殆どがFP型の価値観で作られているわけですが、堅いタイプの人が漫画や小説を毛嫌いする理由はこのへんにあるのかもしれませんね。
 たとえば少年漫画って、
「規則を破ってでも仲間のために動くのはいいことだ!」
 
ってノリが多いですし。これはもろにFi的な世界観です。法律を破って海賊行為をしているが仲間想いな少年。ルールを守らない奴は糞だが、仲間を守らない奴はもっと糞だと教えてくる忍者の先生。例を挙げればキリがありません。
 逆に仲間を犠牲にしてでも組織のルールを守るべきだ、なんて主張するキャラはもろに悪役扱いですからね。現実世界の会社組織はむしろこっち寄りの価値観で動いてるのですが。
 あと二次元の性表現や暴力表現が過激なのも、INFPの性格特性を考えればしっくりきます。主機能のFiは社会的な権威に逆らってでも好きなものを表現したい。補助機能のNeは常識を破壊してでも面白いものを表現したい。そうなるとまあ、
 ありとあらゆるタブーを打ち破って楽しい作品を生み出そう。
 って考え方に行き着きますもんね。
 そしてこのようなFiの感性に染まった娯楽で育った人々が大人になると、いきなりTeの倫理で動く会社組織で働かなければならないんですから生き辛さを感じるわけです。
 子供達に早い段階で社会に慣れさせるためにも、もっとTJ型の作家が増えた方が良いのかもしれません。たとえば「俺は官僚王になる!」と主張しながら友達と遊ぶのを断って、毎日勉強しまくる少年を題材にした漫画とかどうでしょうか。進研ゼミに付属する漫画のベリーハードバージョンって感じですかね。
 ……いや、真面目に答えるとデスノートとか亜人とかがTJ型主人公の漫画ですよね。これらは人間関係を犠牲にしてでも勝利して正義を成し遂げる、という価値観が表れています。これはこれで面白いですしほんとにもっと増えてほしいんですよね。Fi脳な私では逆立ちしても出てこない作風なので、Teユーザーの人達もぜひクリエイターを目指してほしいところです。確実に斬新な作品として歓迎されますよ!

 かなり脱線したので本題に戻りますが、INFPの次にクリエイター適性が高そうなのはINTPだと感じます。ぶっちゃけT型っぽい世界観の娯楽作品は殆どがINTPが作ってるんじゃないかとすら思えてきます。それくらい作家さんにINTPは多いです。
 INFPとの違いは心理描写よりも世界観の構築や設定などに注力しているところでしょうか。SFやミステリのようなジャンルだとINFPより適性が高そうです。難解なトリックを作り込む高度な思考力はTiが得意とする分野でしょうからね。
 あと推理小説の名探偵って大抵は「対人能力に問題のある変人だが天才的な頭脳の持ち主」って設定ですが、これってもろにINTPな著者の人物像が反映されているように思えます。逆に相棒となるワトソン役は推理力はイマイチだが人当たりの良い人物であることが多いですけど、こちらはINTPに足りないFe的な能力を擬人化した存在なのも興味深いです。
 INTPの「思考に注力したいから煩わしい人間関係はそういうのが得意な人に丸投げしたい」という願望が反映された結果が推理小説のテンプレなのかもしれませんね。
 そして一人で推理と人間関係を両立できるスーパーマンな名探偵はENTPに見えます(例:江戸川コナン)。
 実際、ENTPもクリエイターの中では結構見かける性格タイプです。というか小説家仲間が集まるとINFPとINTPだらけになって、その中に陽キャが混じってたらかなりの確率でENTPかENFPに見えます。
 なんか見事にNP型だらけになりましたが、経験上ほんとにこんな感じの比率なんだから仕方ありません。

 ただ漫画家やイラストレーターなどの手を動かす作業が要求される職種になってくると、少数ですがISFPISTPっぽい性格の人も見かけるようになってきますね。イラストレーターってクリエイターの中ではオシャレな人が多いので、Seユーザーの比率が高そうに感じますし。

 あと私は音楽方面は疎いので作曲家とはあんまり交流がないのですが、こちらも聴覚が鋭くなければ話にならないので理論上はSeユーザーが一定数いそうです。……でもなぜか面識のある作曲家は今のところENFPとINTPなんですよね。不思議なものです。
 ちなみにENFPの人が作曲について語り始めたら、感覚的過ぎて何を言ってるのサッパリわかりませんでした……。
「音がぶわーっとなってビューン!」
 
みたいな説明で、とにかくこの人が可愛いということしか伝わってこないんですよね。まさにENFPワールド全開です。創作物より本人の方が可愛くて注目を浴びるってどういうことなんでしょうか。本当にあざといと思います。

 対照的にINTPの人が作曲について語り始めると、ノリが数学の講義に近かったですね。めちゃくちゃ無機質であまりにもENFPの語る世界と違うんでビックリしましたよ。同じものを語らせても性格タイプによってこうも変わるのかと。INTPは何を語っても賢そうに見えるのが強みです。
 
 さてここまでクリエイター適性の高いタイプについて語りましたが、逆に低いタイプについては何も言いません。欠点をあげつらうような文章を読んでも楽しくないでしょうからね。
 それでは皆さん、楽しい創作ライフ&MBTIライフを!

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