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たまにはエニアグラムを用いて自分と向き合ってみる

 MBTIの方が流行ってるし反応がいい、みたいな理由でついついこちらの話題ばかり口にしてしまうが、実は言うとエニアグラムも結構好きです。なんならこっちの方が人生の方針を決める上では役に立つとすら思っています。
 エニアグラムの良いところは精神的に成長するための方向をバッチリ書いてくれてる点ですね。そして精神状態が悪い時の振る舞いもしっかり書いてくれてます。

 私はエニアグラムだとタイプ4になるのですが、どうやら自己保存タイプになるようです。Self-Preservation型。略してSP。
 このタイプは自分の体を維持する本能が強く、決まった生活パターンを好んだり警戒心が強い傾向にあるようですが……。

 そういえば昔から体型をキープすることには妙な拘りがあります。かといって拒食症とかじゃないですからね! 何でも好き嫌いなく食べた上で、運動して人よりちょっと細いくらいの体型を維持したいという欲求がものすごく強いです。
 そのせいか食欲が抑えられなくて困った、という経験はほぼ一度もないかもしれませんね。必要ないなら食べないし、お腹が減ってるなら腹八分目まで詰め込む。本当にそれだけです。
 摂食障害とは生涯無縁だと思います。

 このあたりはSPの良いところが出ていると感じますが、悪い面にも目を向けると……あー!!! ってなることばっか書いてあるんですよね~。 

 ちなみにこの二つのサイトを参考に記事を書いているのですが……。


 なんでもタイプ4のSPの特徴は「不屈の自分主義&ドM」だそうです。
 不屈はともかくドMってなんですか! やめてください風評被害ですよ!
 ……私そんなに虐められたがりかな? と思ったんですけど、
 
 自ら危険に飛び込もうとする
 法律や規則を破る

 自分から不幸になりたがる
 理想を攻撃されたら激しく反逆する
 
 といった記述を読んで目を覆いたくなりました。
 これまでの人生の奇行・蛮行を言い当てられたかのようです。
 noteでの私はロマンチストなポエマーって感じのキャラなんですけど(自己認識はそんな感じです)、リアルでは「ふてぶてしい」「何も気にしてなさそう」「反抗的」という評価を受けることが多いです。同時に「弱々しい」とも思われやすいんですけどね。
 どうやら身近な人から見た私は、

 大人しくて脆そうなのに危ないことをやりたがるし偉い人に逆らいたがる

 という評価みたいです。
 なんでもタイプ4のSPが自ら不幸になりたがるのは、その時の強烈な体験で「自分らしさ」を感じられるから……だそうです。

 自己保存型のタイプ4は、過度に求める絶対自分主義者です。自分らしさを維持するために、ハードワークや不幸を自ら追い込もうとします。

・平日も休日も休まず働く
・自ら汚れ役を引き受ける
・積極的に貧乏くじを引く

https://impro-club.com/profiles/enneagram/6983


 ……全部やりましたね私は。
 会社員時代を語った記事では不真面目なエピソードばかり強調してましたが、皆の業務をどんどん引き受けて一番遅くまで残業してたことも何度かありました。上司の人達も私の残業量だけは褒めてくれましたね……。
 あと、学生時代から友達が何かしでかすたびに「私がやったことにしていいよ」と言って代わりに大人に叱られる役を引き受けることが多々ありました。
 
 なんでこんなことをしたのか?
 結局は自己満足のためだと思います。誰も経験したことのないような劇的な感情の奔流を味わうことで、生きている充実感が欲しかったんだと思います。
 そして自分から不幸になっておきながら、後々SNSで「私はこんなひどい目に遭った! 辛かったんだ!」と訴えるのを楽しんでる節がありますね……酷いマッチポンプだ。
 
 要するに不幸な体験をすることで自己陶酔したいし、後々その体験を語るのが好きなんでしょう。
 ひょっとしたら感情的なスリルの中毒になっているのかもしれません。物理的なスリルを味わうのが好きな人はジェットコースターに乗ったりするんでしょうが、それに近い気がします。 

 あと、心のどこかで「変わった経験をしておけば後で創作行為の役に立つかもしれないなぁ……」と計算してる節もありましたね。
 どうも現実世界で起きるあらゆる出来事を小説の材料とみなしてるというか……。

 あとは何でしょうね。不幸になれば救世主が現れるかもしれない、と心のどこかで望んでいるのかもしれません。
 ドン底の状況に追い込まれれば完璧な正義感と優しさを持つ人が現れて、「今までよく頑張ったね。君の辛さは全部わかってるよ」
 と言いながら助けてくれるのではないか……みたいな。

 ……いや、別に男漁りがしたくて自分を追い込んでるわけじゃないですよ、そうじゃないんです!

 今の私は読者の皆さんに「先生の頑張りは伝わってきました! 名作だと思います!」と褒めてもらいたいんですよ。そっち方面に救われたい願望が向かってるんです。私の救世主は読者なんです。ほんとです。嘘じゃないです。
 
 こうやって自己分析すると色々と新しい発見がありますね。

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