息子の居ぬ間に…
【AYA世代息子のALL闘病日記.43】
息子がお出かけしていない間、LINEで息子の安否確認をしました。
発熱も腹痛や下痢もないことを確認するとひと安心です。
さて、息子がいない時間をどう過ごすか?なのですが、
子どもたちが小さい頃は年末年始やお盆の時期に集中してお産当直の仕事を入れていたため、長期の休みになると両家の実家に預けては仕事をしていました。
私の実家では子どもたちを預けている間、パン教室の先生である実母の指導のもと、クリスマスケーキやピザなど、生地から作ってみんなでトッピングをして焼いて食べるというイベントをよくやっていたので、
久しぶりにせっかくばあばに来てもらうんだったらお菓子作りしたい!という娘の意向から、早速お菓子作り教室が始まりました。
若い時から基本的に料理やお菓子作りにはほとんど興味がない私は、もっぱら母が作ったお菓子の試食係。
母、作る人。
わたし、、食べる人。
それは今も同じ。
お料理には今もほとんど興味が湧きません。
なので、料理のレパートリーもびっくりする程少なく、これでよく子どもたちを育てられたな^_^;と思うくらいひどいレベルです。
この件に関しては子どもたちも主人も私が作る料理に対して今まで一切文句も言わずに食べてくれたことには絶大な感謝を感じています。
そんな家族の協力もあり〜の、
まぁ、「料理は苦手でも子は育つ」ということは身をもって経験したのですが、
さすがに、病気を持つ家族の食事を支えるとなると、今までみたいに「テキトー」ではマズイ。
特に、私、表示されている賞味期限、消費期限はただの目安としか見ておらず、全て自分の鼻でくんくんと臭いを嗅いで使っていいかどうかを判断してきました。
とーこーろーが、、、
今の息子の状態では、それじゃダメなんだって
(-.-)y-., o O
賞味期限、消費期限を守るよう言われた。
お母さんのお得意の「臭いくんくんして大丈夫!」はNGだそうです。。。
しかも、今後骨髄移植になるとしたら、移植の時はサラダなどの生野菜もだめ。
本来カラダに良いとされる味噌や麹などの発酵食品、漬物、乳製品にも制限がかかるとのこと。
はぁ、マジか。
今までの私の怪しい料理のままだと息子は命を落としかねない。
だとしたら、料理を習うべきは私である。
が、気乗りがしない(*_*)
料理に苦手意識があるからねー。
仕事でクライアントさんのネガティブな潜在意識をポジティブに変えるカウンセリングをしている人間がこんな発言をするのもいかがなものか?と思うけど、
誰でも苦手なものはあるさー。
だけど、お料理の先生がそばにいるのに、
お料理を習う必要性もあるのに、
何もやらないのはもったいないので、私は簡単に出来るポトフを教えてもらいました。
(野菜スープはがん患者さんの食事としてすごく良いらしいので)
そしたらね、
今までとりあえず野菜とコンソメスープをぶち込んで作っていたポトフもどき(だったと気付いた)とは別格の
野菜とお肉の旨みがたっぷりの優しいけど深みのあるポトフが出来ました。
コンソメの量は今までの半分しか入れてないのにね…
ほんのちょっとの一手間をかけることでいつもと同じ材料なのに美味しく出来るってことがわかりました。
こうやって成功体験を積み上げていくってこと。
何にしても一緒よねー(^^)
そしてポトフの写真は撮り忘れましたが、
娘はばあばとお菓子作りやいろんな話しをしながらデザート3種をあっという間に作り上げました。
さすがーー!
まぢで私のお料理については初級編からお勉強ですね。
息子の居ぬ間にお料理教室完了。
次回に続く。