宇宙の采配に気付く
【AYA世代息子のALL闘病日記.50】
怒涛の2021年が今日で終わろうとしています。
お陰様でこのブログも50投稿目を迎えました!
日々、心に浮かぶことをとりとめもなく書いてきましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
今年の始めにようやく私たちの原点である九州に戻ってきて、
新しい土地にもようやく慣れて、仕事もプライベートも落ち着いてきたかなーという時に、息子が急性リンパ性白血病を発症しました。
これは私たち家族にとっても大きなまさかの出来事でした。
まさかの事態が自分や家族に起こった時、直ぐには状況を飲み込めずに、悩んだり落ち込んだりすること、ありますよね。
私たち家族も約2ヶ月前はこれから息子の命がどうなるのかさえわからない、先のみえない不安でいっぱいでした。
今でこそ白血病がどのような病気かなんとなくわかり、治療方針もみえてきて、息子の病状も把握出来るようになったので少しは気持ちも安定してきましたが、
この2ヶ月間で息子はもちろんのこと、私たち家族もありとあらゆる課題に直面しました。
私たちの命が今、ここにあること。
これまではそれが当たり前だと思っていたけど実はそうではなかったんですね。
家族がそれぞれに思っていることを声に出して表現することを憚っていたことや
自分でも気づかないうちに病気や個性を理由に人を判断したり、避けたりしていたかも。
病気や障がいを持つ家族を支えることの難しさを感じたり、
そこから得る経験が学びと喜びにかわることを知りました。
そしてそれらを自分たちのやり方でアウトプットしていけることも。
家族がそれぞれの土地で生活をしながらもお互いに意思を確認しつつ同じ方向に向かって日々生活できるということ。
家族がどのライフステージにあるのか、個性を大切にしながら自分の意思で目標を掲げられること。
それぞれの目標達成を家族も無理のない範囲で手伝うこと。
また、手伝いが欲しい時は声に出して助けを求めても良いこと。
それぞれが目標を達成出来たとき、または達成出来なくてもその労を労うこと。
今、家族がこうして同じ方向を向いて居られるのは偶然ではないこと。
等々。
細かく挙げていけばキリがないけど、
息子の病気をきっかけに今までみえていなかったもの、見ないように蓋をして避けていたものが露呈されてね、
家族がそれぞれの課題に向き合うことによって、家族がより一丸となった感覚があります。
人生の大きな出来事に偶然はないと言われていますが、
息子の病気が偶然ではなく、
予定通りに私たち家族の人生の青写真の一コマとしてすでに準備されていたものだったとしたら…
と考えると
この2ヶ月間でとても多くの学びを得られたし、宇宙からのメッセージは大いに受け取れたような気がします。
きっと、こんなふうに学びを得る時間が必要だったんでしょうね。
そのタイミングが今だった。
これがもし1〜2年前だったら、きっと私たちは破綻してたと思う。
そう思うと、宇宙の采配はとても絶妙で、
病気になったのが息子で、
臓器腫瘍ではなく血液疾患だったということも、
1〜2年前でなく今のタイミングだったことも、
全ては計算されていて
私たちがどう乗り越えていくか、宇宙が全てを采配していて、青写真通りだったということ。
そう考えると病気や障がいは不安や恐怖を感じるものではなくなりますね。
きっと、もっと、
これから学びは深まっていくだろうし更なる課題もやってくるでしょう。
来年はまたゆっくりと丁寧にそのあたり向き合っていくことになるのでしょうねー。
楽しみですねー。
この命に感謝して、来年に続きたいと思います。
皆様もどうぞよいお年をお迎えくださいね
感謝をこめて♡
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