初出勤日は驚きの連続!?〜ケニアの病院の実際〜
初日勤務は驚きの連続だったので、この気持ちと病院の実際をお届けしたいと思います☺️
9月12日。快晴!
ケニアに着いていよいよ病院での仕事が始まる…!
楽しみな気持ちと不安な気持ちが入り混じり、5時に起きるという当日。
だいぶ緊張しているんだなと高揚感を感じながら出勤準備を済ませる。
ケニアではホームステイという形で滞在しており、初出勤日は病院のディレクターであるホストマザーとシスターと行く予定でした。
病院に8時集合だったのにホストシスターが7時50分に起きるというところから始まる。
8時になっても誰も集合しない。
私の緊張を返してくれ!と心の中で叫んでたらようやく8時過ぎにホストマザー準備完了。
「polepole(ポレポレ)」(ゆっくりね)
とホストマザーから言われ結局8時半に到着!
日本なら初日は5分前以上に到着するのが当たり前だったので文化の違いを感じる瞬間でした。
到着後病院のオリエンテーション開始!
小さな町の小さな病院なので、どちらかと言うと有床のクリニックくらいを想像するとわかりやすいかもしれないです。
患者様の多くはお産にくる産婦さんとマラリア患者様。
お産は70件/月前後。
お産も重なる時は帝王切開・自然分娩合わせて10件/日あることも!
感染症が多い点やお産がたくさんある点はアフリカ医療の特徴だなって思いました。
病院の第一印象は思ったより色々あること。手術室もあるしリカバリールーム的なところもある。
でも清潔さや5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)がとにかく気になる!
薬が乱雑としている。
手袋せずに針使用している。
ゴミをその辺に捨てる。
薬の蓋を口を使ってあける。
点滴ルートは使い回す。
留置針とルート接続するのに消毒しない。
基本的に扱いが大雑把。
…
まだまだ気になる点はでてくるぞと思いました。
初日だったので気になる点をさりげなく質問すると
「ここはケニアだから!
developing countryだから!」
と笑って流される😂
そりゃそうだよね。
いきなり来た日本人だもん。
まずは違いを知らないと!
と思い拙い英語でたくさん質問。
改善点はたくさんあるけど、なによりも自分の語学力の低さや英語スワヒリ語ミックスでなかなか聞き取れないことにショックを受けました。
まずは同僚とたくさんコミュニケーションを取って慣れることが最優先と痛感。
いきなり来た外国人に
「これこうやった方がいいよ。」
「手袋使いなよ。」
「片付け大切!」
なんて言われても響かないし
言葉話せないしこっちにはここのやり方あるのに何言ってるの?
と関係性悪化していくことは容易に予想できる。
だからこそまずはたくさん話して、行動の裏にある背景を知ることが重要だなと気づけたオリエンテーションでした。
どうやって関係を作り
どうやって伝えていくか
このインターンでの課題だなと思います。
9月の目標は
環境に慣れること!
健康第一に生きること!
たくさん話してみること!
これを、目標に頑張ります!