見出し画像

ローマで年越し二日目 2012年12月31日

朝食は甘いパンとハムとチーズとサラミ。チーズはあんまり美味しくなかった。
半日観光に出発。ちょっと遠回りして散策しながら行ってたら、おっきい彫刻が飾られてる建物があって調べると大蔵省やった。

大蔵省

今回は二、三人の幾つかのグループと一緒やった。ガイドはアンジェラっていう女の人やった。
最初は説明を受けながらサンピエトロ大聖堂へ。前回は入場の荷物検査の待ち時間がほとんど無かったが、今回は年末でローマ法王のミサがあるということで30分ぐらい待った。サン・ピエトロ大聖堂を出て集合場所で待ってると、一人で参加してる男の人が集合時間になっても来なくて、十分ぐらい待った。

サンピエトロ広場には大きいクリスマスツリーが飾られてた

サンタンジェロ城をバスの窓から見たがやっぱりかっこよかった。今日はローマ市内でマラソンがありいろんなところが交通規制されてた。
コロッセオに行くためにパラティーノの丘の入り口前で下車。歩いてコロッセオへ。コロッセオの中には入らず外観の写真のみ。

川崎さんと
アンジェラとも撮ってもらいました

チルコマッシモの横を通り過ぎ、大回りして真実の口に来たが、前回は待ち時間が五分ぐらいやったのが今回は三十分ぐらい待った。
バスに戻ってトレビの泉へ行ってたら、交通規制で近くまで行けずボルゲーゼ公園の入り口から地下におりて十五分ぐらい歩いてスペイン広場にきた。スペイン広場にくる途中でトイレ休憩があって、先に入ったおっちゃんが入るのに2ユーロいるって言って出て来た。タダやったら行こうと思ったけど、2ユーロはたかいなあ。50セントやったら行くかも。
スペイン広場はやっぱり前よりも人が多かった。アンジェラに川崎さんと二人で写真撮ってもらった。

スペイン階段

歩いてトレビの泉へ。また今回もコインを投げてきた。川崎さんはえらい気に入ったみたい。

半日観光はここで解散してパンテオンまで来た。パンテオンの前のDi Rienzoという店でポルチーニのリゾットとピザとカルボナーラを食べた。デザートにはティラミスを食べた。川崎さんはパンナコッタを食べた。日本で食べるパンナコッタはプリンみたいにやらかいけど、今日食べたのはかなりモチモチやった。

ナヴォーナ広場まで行くとお祭りをやっているらしく店が一杯並んでた。いかにもカーニバルっていう感じ。メリーゴーランドとかもあった。ドルチェヴィータまで行くと休みやった。

ナヴォーナ広場
ナヴォーナ広場

最高裁判所の前の橋まで出てきてテベレ川のそばまで降りた。そのままサンタンジェロ城の方へ歩いていくとローマの休日でダンスパーティーが開かれてた場所に着く。そこで上にあがり次の橋でテベレ川を渡ってバチカンへ。

ローマの休日でダンスパーティーがあったとこ

大聖堂の中はチケットを持ってる人しか入れなくなってる。バチカンの郵便局で絵葉書と切手を買って甥っ子に投函した。ちゃんと届くかわからんけど、JAPANって書いたから大丈夫やと思う。
ヴィットリオエマヌエーレ二世通りを通ってヴィットリアーノまで来て、サンタマリアインアラチェリの階段を登り中に入るとミサらしきことをやっていた。その頃には日もだいぶ沈んでいて景色が綺麗やった。

サンタマリアインアラチェリ教会

ヴィットリアーノの横の道からコロッセオへ続く道を行こうとしたら通行止めになってた。そういえばアンジェラがそこの近くにあるステージで有名な人のカウントダウンコンサートがあるって言ってた。結構遠回りしてコロッセオに来ると、ライトアップされてネットで見たようないい感じになっていた。

色々と写真を取りサンタマリアマッジョーレまで来た。中に入ろうとすると係りの人がチケットがいると言っていた。有名な教会なので人数制限があるみたい。しょうがないので前に行ったフルヴィマーリという店で晩飯を食べようと店に行くと閉まってた。
近くで空いてる店があったのでそこで食べることになった。サルモーネと言うサーモンのピザとアマトリチャーナと言うパスタとオムレツを食べた。ピザはすぐに出てきたがパスタとオムレツが出てくるのがかなり遅かった。後で考えてみると、イタリアは食事の時は一品ずつテーブルに出して食べて行くので、もしかしたらピザを食べてしまうのを待っていたのかも知れない。味は普通やった。でもチェックの時は言ってから十分以上待たされて伝票を持ってきた。
周りではカウントダウンに先駆けて花火の破裂音がしてるがたまに鳴るドンっていう音はビックリする。ロケット花火のパンは大丈夫やけど、あのドンっていうのはビックリするから嫌や。
一旦ホテルに戻る。カウントダウンをどこで過ごすか考えていたが、疲れすぎてしばらく仮眠。
十一時半前にホテルを出て一応コロッセオの方向へ歩いて行く。周りの人たちもどっかへ向かっているらしく流れに沿って歩いて行くとやっぱりコロッセオやった。コロッセオから伸びる大きい道が歩行者天国になっていた。結構近くまで行ったが、身動きが取れんぐらい人が一杯やった。おっきいスクリーンもあってそこでカウントダウンが始まり年越し。
その瞬間、周りで花火が上がり、人も動き出し、ライブの時みたいな結構危険な状態やったんで端により後方へ戻ってきた。その途中も花火のカスが上から落ちてきたり、押しつ押されつで危険やった。救急車のサイレンも鳴りっぱなしで警察も救急車の道を確保するのに必死みたいやった。

コロッセオの近くに大きいスクリーンが用意されてた

昼と夜では道の感覚も違い、どこを歩いてるかあんまり理解してなかったけど、何とか共和国広場まで戻って来たので、無事にホテルまで戻って来れた。三時ぐらいでもまだ花火の音が聞こえてる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?