2MIXとBusのエフェクトチェイン改。
時短のため、2MIXに挿すエフェクトチェインと、BUSに挿すエフェクトチェインはテンプレートを作っている。脱Wavesで大きく変化。
2MIXのチェイン
1:Softube Buss Processor
MIX=70 THRESHOLD=11.5 Makeup=2.2 Attack=10 Release=100ms
Ratio=2 KNEE=hard Range=4db Output=-0.6 Air=0.65 Width=102 Monobass=20hz KneeとOutputは聴きながら微調整。好きな音楽の多くに使われているSSLのBusコンプ。音がそれっぽくなる。Softubeに選手交代。
2:OXFORD Dynamic EQ
高音域が耳障りの場合。8000Hzあたりを調整。ダイナミックEQには慣れが必要で、恐る恐る使用中。もう少しプリセットが多いと使いやすい。
3:Material Comp
音を整える。マスターチェインに挿すコンプとして優秀。
4:Softube Tape
ローが落ち着く。Amount:5 TypeA Speed=15 DRY/ WET=50
Stable、FLAT、CrosstalkOFF OUTPUT=0.2db
5:A.O.M Invisible Limiter G2
Gain2db Ceiling-2.10
electronic musicには最適のリミッターと思う。G3導入も検討中。
それなりに負荷があるので、2Mixにこのエフェクトチェイン(Masterと命名)を挿すタイミングは、曲の完成後。音が整って前に出てくる。パラメータはほとんど触らない。触りだすと訳が分からなくなる。不満を感じると、手直しする。
BUSに挿すエフェクトチェイン
DRUM BUS
Claro、Oxford DynamicEQ、Duck
KICK BUS
Claro、Oxford DynamicEQ
BASS BUS
Claro、Bus processor、Oxford DynamicEQ
MID BUS
Claro、Oxford DynamicEQ、Duck
Vocal BUS
Claro、Oxford DynamicEQ、Duck
Duckのパラメータ
SPEED 1/4 2までフェード。
Crossover=80Hz Low=MAX High=0 Amount=93 Smoothing=100
TriggerLevel=70%
キックが抜けてくるように、各BUSのローカット要員。
各トラックのエフェクトチェーン
DRUM=DS-10、Claro、FET、CyclicPanner、American Class A
British Class A、StanderdClip
KICK=Claro、British Class A、American Class A , Bus Processor , StandardCLIP
BASS=Claro、Harmonics、British Class A , American Class A ,
Oxford Dynamic EQ , Bus Processor
MID =Claro、CyclicPanner、Oxford Dynamic EQ ,British Class A ,
American Class A , Invisible Limiter G2
EXT=Invisible Limiter G2
*それぞれチャンネルストリップ感覚で挿し、必要な場合ON。
DS-10はリリースを短くしたい時に重宝。
Claroは主にローカットの簡単EQ。その際は、オートゲインは切っている。CyclicPannerはPANプラグインで一番定位をコントロールしやすい。
BritishClassAは、音の重心が簡単にコントロールできる。
American Class Aは、明度のコントロールが簡単。
StandardClipはクリッパー。飛び出た音をスパッと切る。
Harmonicsは繊細なサチュレーション。
Bus Processorは音量調整からローの中央寄せ、エアー感増しまで万能。
Invisible Limiter G2はリミッター。音量下げるより、頭を切るほうが効果。
Oxford Dynamic EQ はハイのシカシカした音を消す。シカシカはメジャー曲でも入っていることがあるが、個人的に耐えられない。
EXT(外部入力)にInvisible Limiter G2を挿しているのは、簡易リミッター。
トラックの並び
DRUM BUS
WAV=波形の切り貼りが多い。
KICK BUS
KICK=UVIのDrum Designerがスタンダード。サンプルキックより勢い有り。
BASS BUS
SublabXL=サブベースはローが寂しい時にちょい足し。頻度は低い。
Ezbass=ベース担当。手数が多めなので、間引きがちだが、超有能。
MID BUS
Arcade=Outputのサブスクサンプル音源。音探しが楽しい。フレーズで鳴らすというより、素材を弾く用途。
Reface CS=メインキーボード。音源としてはあまり使っていない。
Falcon=上モノソフトシンセはUVI一択。
SampleOne=以前持っていた実機(Korg03RW)などのサンプルを鳴らす。好きな音多い。
Portatron=カセットMTRを模したサンプラー。変な感じを出せる。
Circle2=UVIに割って入ったソフトシンセ。電気そのままな音がする。
EZ keys=EZベースが良かったので、コード担当として導入したが、まだあまり活躍していない。
JP8080=時々鳴らす。
Loopcloud=サンプル音源。こちらはフレーズで鳴らして切り刻んだり、そのまま使ったり。
Wav=サンプル貼る用途。
Scaler2=適当にコードを鳴らして、曲作りのとっかかりにすることが多い。最終的にそのコードは消してしまうことも多い。
VOCAL BUS
Synthesyzer V=歌声音源。手間をかけずに形にしてくれるのがありがたい。
Vocal Wav=Synthesyzer Vの録音用トラック。
Melody Sauce2=メロディー生成ソフト。出目が結構良い。さらなる進化に期待。
Click
クリックは、1トラック目を作る時にしか鳴らさないので、専用トラックに波形を貼って、早々にミュートするという運用方式。
まとめ
テンプレート作りは、時短のため。MIDI世代として、16トラックに納めていたが、19トラックになってしまった。今まで紙ベースで管理していたが、noteで管理。