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所持ソフトシンセ寸評
シンセサイザーの音を鳴らすのが、曲作りで一番楽しい瞬間なので、聴いたことのない音を常に求めている。
UVI Falcon
ファーストソフトシンセ。何でもできる。研究の途上。
8-bit synth
toysuiteのゲーム機音源などを取り出したやつ。むき出しの電子音も多く、出番は多い。
Bit ZONE
Juno106的なシンセのエミュレート。最近はsoftube model84の出番が多いが、このシンセ独特の味がある音も多い。
Digital syntiation2
90sのPCM音源エミュレート。RolandのD110を所有していたことがあり、その手の音がする。
Emulation Ⅱ Plus
サンプリング音源は時代の音がする。1983年くらいか。作っている曲と時代感がハマった時は気持ちいい。
FM Suite
UVI Falconを買うに至った音源。トロ・イ・モワの初期アルバムを聴き、好きな音がFM音源だと気付き(それまで、Wavetableと勘違いしていた)、TX81Z系の音が入っているのが決め手となって入手した。Falconは、ついでだったが、この瞬間にUVI党が決定した。
Grand Piano Model D
AIFの付属で付いてきた。リアルなピアノの音はあまり使わないので、必要十分。でも、たまに他のピアノが欲しくなる。
HX-20
UVIの最新シリーズ音源。MS-20のモデル名は冠しているが、新しい音がする。エッジがきいている。
HX-Oddy
HXシリーズ2作目。適度な表情のパッド音で出番が多い。
KAWAI Vintage Legacy
カワイのシンセへの憧れを浄化。FM的な軽やかさある。まだ、よそよそしい。
Key Suite Digital
デジタルキーボード音源のエミュレート。音がリアル過ぎず使いやすい。基本生音は入れないので、この位の力加減が良い。
PX Memories
アナログシンセのエミュレート。プリセットがデュアル仕様なので、片方を切ることが多い。プリセットの見かけと、曲でのハマり方は別問題。モデルハウスは住みにくい。(以前からあったのかもしれないが、シングルのイニシャルプリセットがありました…スイマセン)
PX 10
同上。reproの登場で出番激減。
PX SunBox
マニアック音源のエミュレート。chemical brothersのガサガサシンセみたいな音が鳴る。
Program24
イタロディスコ的音源。カシオトーン的にリズム、ベース、上モノがセットになったプリセットがあり、鳴らすと楽しい。
Quadra(metal and wood)
シーケンスが面白い音源。音は物音的。知性を演出。
SoulBass
名前の通り太いグルーヴベース音源。
Synth Anthology4
あこがれのシンセの数々を所有できるやつ。4でプリセットが探しやすくなったが、シンセのイメージが邪魔をして、フラットに音を探せないという悩みも。
World Suite
民族音源。スパイスで使える。時々思い立ったように使う。
Falconエクスパンション
セールで買うので、気がつくと結構な量に。個人的な当たり外れがあるので、毎回ドキドキ。
Atmospheric
アンビエントパッド的。表情が豊かで、ハマる時はハマる。
Eternal Funk
軽めの音が多い。
Inner Dimensions
複雑なシーケンスが楽しい。
Lofi Dreams
いわゆるLofiな音が鳴る。モジュレーションかけるのが面倒な時に、ササッと使う。
Modular Drums
モジュラーシンセのリズム的音が鳴る。電気率を高めたい時に使う。出番が多い。
Modular Noise
同上。ノイズ。
Organic Arps
オーガニックシリーズは、アコースティックとデジタルの間のような音がして出番が多い。
Organic Keys
オーガニックシリーズでは一番使う。
Organic Pads
パッドはシンプルな音をエフェクトでイジる方が好みだが、複雑な表情も魅力的。
Pulsacion
南米的音源だが、今風のクリアさもある。
SPECTRE
EDM的な派手な音が多く、自作には馴染まず。突き抜けた楽曲を作る時に使う。
Titanium
上より少し大人しいが、馴染まず。照れながら使う。
Voklm
声っぽい音がテーマの音源。声系音源は曲に足しやすい。
Toontrack
EZ bass
MIDI : Acoustic Songwriter , Contemporary R&B , Detroit Soul , Fusion , Jazz , Modern Pop
ベーシスト。上手すぎるのでクオンタイズかけたり、間引いたりする。
Toontrack EZ keys2
EKX : Classic Electrics
MIDI : AOR Ballads , Acoustic POP , Ambient POP , Contemporary R&B , HIP-HOP Hooks , Neo Soul , Tropical House , West Coast Rock
MIDIデータの可能性を感じる。音のサンプリングではなく、演奏のサンプリング。コラージュが楽しい。
KORG Collection
ファーストシンセのメーカーKorg。愛は深い。
Arp Oddyssey
この手の音源より、PCM系のソフト化を希望。
microKORG
実機も所有しているので、使いやすい。
Monopoly
レイヤーされたやつより、使いやすい。シンプルなプリセットは大切。
Polysix
同上
Prophecy
クラムボンが使っていたイメージ。一時期本気で欲しかったやつ。こんな音だったのか、と味わう。
TRITON
ヒップホップ的PCMシンセ。プリセットが盛られすぎていないので、使いやすい。
TRITON Extreme
同上
Wavestation
哲学系テクノアーティストが使っていたイメージ。印象と違う音が鳴る。
U-he
Repro-1
芯の残るベースを探してたどり着いた。楽曲のベース音が好きな石野卓球氏が推していたのが決め手。シンベの大半を担う。
Repro-5
Reproは、Prophet5も手に入るお得感。ザ・スタンダードシンセサイザー。
Softube
実機を鳴らしているような、生々しさがあるSoftube。Modelシリーズに外れなし。Prophetは、Reproがあるので所持せず。
Model 72
野太いMOOGベース。フィルターFXもついてお得感。
Model 77
yamahaのCS系。floating points的音が出る。揺らぎが気持ちいい。
Model 82
Roland SH101。中古で激安入手して、一時期実機を持っていた。当時はMIDI制御できず、宝の持ち腐れになる前に手放した。ジャンクな音が素敵。
Model 84
実機が一番欲しかったJuno106。GUIも含め、そっくり。時代を超えた音が鳴る。
Synthesizer V Studio Pro
歌を作りたいという幼少期にうっすら抱いた希望。ひょっとして、できるかもと手を出す。何曲か不思議なエレクトリックポップを作った。歌詞を考えるのも楽しい。それなりに手間はかかるし、テクノより優先度は低いが、ソフトの進化がすさまじく、何とか希望を捨てずに継続中。
D16 Group
Phoscyon 2
TB303へのあこがれで、Rebirthのデモ版をダウンロードした記憶がある。どうやっても、楽しい音が鳴る。
Future Audio Workshop
Circle2
あまり評判を聞かないが、パック購入したプリセットを含め、electronic系で欲しい音が一通り鳴る。貧弱なスペックのWinでは落ちまくっていたので使わなくなったが、MacのAU版は安定しており、出番が増えてきた。
Sublab XL
サブベース。極太な音がするが、使うとMIXが格段に難しい。
まとめ
バンドも劇伴もやらないので、リアル系はほとんど持っていない。こうしてレビューして気付いたが、具体性の低いシンセで、プリセットがシンプルなやつが好きなようだ。
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