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DTM PC移行記5 データの引っ越し

DTM PCを2018年のWin PCから、2023年のMac miniに移行中。届いて3日になるMacMiniは、仕事と移行下準備が忙しく、まだ段ボール箱の中。

1:ストレージたち

キーボード等のハードを挿し替える前に、Win PCから必要なデータを取り出す必要がある。ちょっとした写真データ、深夜の2時間DTM用などの画像データ、Studio oneの楽曲データと自前音色データ、書き出したWavファイル。取り込んだCDならびにMDのデータだ。

手持ちのストレージは、HDが1つとMacでも使う予定のSSDが2つ。
SSD2つは、細長いやつ(1TB)にUVIの音色データ316GBが入っている。
四角いやつ(512GB)には、CDとMDデータが入っていたので、こちらをHDに移すことに。HDは以前、WinPCを初期化(重労働)する際に使ったので、データがいっぱい。いらないものを消して、CD・MDデータとStudio oneの楽曲データを移す。Loopcloudのダウンロードデータも入っていたが、一度楽曲で使ったサンプルを再利用することはなさそうなので消す。
画像のデータは、最近Xの広告で流れてきていたAmazonプライム会員向けの写真ストレージ(無制限無料…なんか怖い)に移す。
Googleドライブはどんなものかと見てみたら、15GBまでだった。iCloudは5GB。Studio oneのサブスクに入っているので、100GBのストレージがあるのだが、こちらはコラボレーション用途。バックアップは、設定ファイルのみ。有効活用できそうなので、また調べたい。

2:Cloudの活用

Studio oneの自前音色データは、10年ほど前にKORGの03RWの全音色をサンプリングした(大変だったが、最近パソコン音楽クラブの愛機だったと知り、苦労が報われた)ものと、Roland XV1010、D110(中古で買ったら、ヤニがすごくてサンプリングして即売却)、Alesis D4の音をサンプリングしたもの。その他、昔のサンプリングCDデータなど。
ちょうど、Loopcloudにストレージ(5GB)があったので、そちらに入れることに。PCを圧迫しないため(128GBのCドライブ。お察しください)、アンインストールしていたLoopcloudソフトを再インストールし、ライブラリに当該データをアップロード。自動でタグ付けしてくれるのがありがたい。よくよく考えると、このソフトが便利だったけど、PC性能で使うことをやめて、軽いLoopcloud Soundを使っていたのだった。

このままでは、ローカルデータをLoopcloudソフトに取り込んだだけなので、Cloudに上げるため、ライブラリから自分のデータを選択して、右クリック「アップロードクラウド的な」を行う。最近無料でダウンロードしたサンプルデータもあったため、5GBをオーバー。最近のデータなんて使わないので、自分が苦労して作ったサンプルデータのみ、クラウドに上げる。

問題は、Studio oneの楽曲データ。過去の自作曲に未練はないが、年1回アルバムを作っており、2023年版の制作はまだ途中。かつ、2024年のデータも必要。さらにHDの容量を確保して、ギリギリ移す。

3:ストレージ管理計画

今後のストレージ管理について考えてみる。
ソフト系は内蔵SSDになる。容量の大きいUVIの音色データやテンプレートとなる画像データ、ダウンロード先は外付けSSDになる。もう一つのSSDが、書き出した楽曲やX用動画データの保存先になる。
難しいのが、制作中の楽曲データ。これまでは、Dドライブに入れていたが、せっかくMac miniにするなら、内蔵SSDの方が効率が良い。知り合いのマカー(昔からこう呼んでいるので、Macに対するこれまでの印象はお察しください)に聞いたところ
「制作後、一定度時間が経過したら、制作データを外付けに移している」らしい。2年で180GB程度の楽曲データになることを考えると、1年ごとにアルバムを作る際、データを移せば内蔵SSDを圧迫することはなさそうだ。

整理すると
1:内蔵SSD=ソフト
2:外付けSSD1=UVIの音色とテンプレ画像、ダウンロードファイル。
3:外付けSSD2=書き出した楽曲データ等、制作後の完成データ
年1回、Studio oneのソングデータを3に保存。
合理的だ。

4:まとめ

移動しているデータのグラフを見ていると、時間とお金についてしみじみ考えてしまう。8TB内蔵SSDで作業して、4年に1回買い替えれば、余計なことを考える必要がない。自分の場合、労働日は自由2時間、月の休みは8日(長期休暇含む)という環境下でのDTMなので、時短は至上命題。曲が作れなくなるので、動画に手を出さず、プラグインも必要十分を探り、ソフトのベンダーを減らして、アップデートの時間も減らしている。

さらなる環境の進化を求めて、設定編へ。

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