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XO、smart:limit 導入見合わせ

XLN Audio XO

2年に1回欲しくなるプラグイン。本気でデモしてみて分かったが、electronic musicには、ホテルカレーと街のカレーの2種類がある。濁りのない音で踊らせて、キックと上モノの調が整っている「ホテルカレーelectronic music」と、玉ねぎの食感がちょっと残っているような「街カレーelectronic music」。このプラグインは、ホテルカレーの感触。街カレー派ゆえ、汚しエフェクトをかけたいという衝動にかられる。そうして、ぐちゃぐちゃになり、XOを活かせない。変わったパーカッションはサンプリング汚し派。

sonible smart:limit

electronic musicには脂分がいると思う。説明は難しいのだが、電子音が鈍く響く感じで、照りだ。ロックや歌ものには不要な成分だ。electronic musicでも、キレイめな場合、この脂分は不要だ。smart:limitは、ラウドネス管理とLimiterを統合した合理的製品で、デモしてみたが、この脂分が消える。多くの場合、それは歓迎すべきことなのだろうが、自分にとっては、物足りない。あと、自分のラウドネスメソッドに基づいて作った楽曲が、smart:limitで「一発OK」をいただけたので、まぁ、良いかとなった。


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