ATOMの子〜パッドでUNDO
Studio oneのPreSonusが出しているMIDIドラムパッド「ATOM」。ImpactXTにドラム波形を割り当て、本来の機能を活用している…
1:キーボードショートカットの子
という割合は極めて低く、パッドにキーボードショートカットを割り当てて、活用している。
左上の「Setup」というボタンを押すと、各パッドにキーボードショートカットが割り当てられた状態になり、下半分の8つのパッドがキーボードショートカットボタンとして機能する。
ちなみに、最上段の2「Tempo」は、叩いたBPMに設定できるため、曲作りのスタートで使っている。
上から2列目の1は「Dupulicate(複製)」、2は「Delete(削除)」が割り当てられており、パッド上に印字されていることもあって、よく使う。
下半分の8つは、Win環境では、パッドの間の溝に細い紙を挟み、各パッドに割り当てた機能を印字していたのだが、Mac環境になったので、再考することにした。
2:クオンタイズ命
まず、下段一列目。こちらは、1/4T…1/32Tとトリプレットのクオンタイズ機能が印字されている。
普通にパッドを叩いたり、鍵盤を弾くと、ユレではなく、ズレが生じるので、クオンタイズはなくてはならない。
印字に合わせたいところだが、1/4のクオンタイズはあまり使わない。むしろ、小節頭に揃える1/1をよく使う。よって、1/1、1/8、1/16を割り当てることにした。1/32もあまり使わないので、揺れを生む「ヒューマナイズ」にする。
Studio oneのマクロじゃないほうのクオンタイズは、クオンタイズの切り替えで、Noteをクオンタイズしようと思うと、マクロで以下を設定する必要がある。
Quantize note 1/1
Quantize note 1/8
Quantize note 1/16
Humanize Time
3:ランダマイズ命
下段2列目はランダマイズ。
Randomize Note length
Randomize Velocity(above 20%)
Randomize Pitch (Original Pitches)
左から、ノート長、ベロシティ(音が小さくなりすぎるので、20%以上のを選択)、ピッチ(オリジナルの音階を維持することで、キーから外れないように)
最も使うボタンが、4の「取り消す」。いわゆるUNDO。
「command+Z」からにじみ出るビジネス臭が嫌なので、パッドに割り当てている。
設定方法は「外部デバイス」を開く。テンプレートで、Reface CSとかJP8080をトラックに立ち上げているので、インストゥルメントを開いて、タブでATOMを選択する。
4:まとめ。私はDAWner
MIDIドラムパッドでUNDOを叩くという時点で、Beatmakerを名乗ることは恥ずかしい。MIDIベースで作曲を頑張らないのでDTMerを名乗ることにも引け目を感じる。ボカロPでもない。曲作りの時間配分の多くが、音の選択・エフェクト処理・波形編集なので、DAWnerと名乗ることにする。
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