深夜の2時間DTM 22年3、4月感想戦
3、4月は、RX9の導入により、既存曲の解体&分析を曲作りに取り入れました。自分が作っている感じがどんどん薄れていく昨今です。
お題「卒業をイメージした曲」
「贈る言葉」をelectronic music化するという試み。深夜の2時間DTMは、2018年1月から月7回ぐらいのペースで参戦させていただいており、最近は、時計を見なくても、ぴったり2時間で曲が作れる体になった。
お題「和風×電子音楽」
落語の出囃子を電子音で奏でてみたものの、洋物シーケンスにすべてを持っていかれた。反省回。
お題「ホワイトデーをイメージした曲」
AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」ベースをRX9で抜き、melodyneでMIDI化、EZ BASSでEDITしたものを起点に作った。RX9を買ってから、MIDI的サンプリングが可能になった。いわゆる作曲からは遠ざかっている。
お題「コンピューターをイメージした曲」
windows 95あたりから聞こえていたテレホーダイな音をサンプリング。当時はAKAI S01に録音しようと四苦八苦して、できなかったと記憶しており、時を越えて実現。
お題「春をイメージした曲」
くるり「春風」のギターの雰囲気を持ったサンプルを探して、そこからスタートした。フレーズを切り貼りしたので、実際にこのように弾けるかは不明。ギターは情報量が多いので、他の音の入れ方が難しい。ベースはEZ BASSに頑張ってもらった。
お題「激辛のカレーライスをイメージした曲」
襲いかかるスパイスとシタールというテーマで、ガチャガチャにエディットして、激辛に。聴き返してみるとさすがに食べにくい。
お題「ドッキリ大作戦をイメージした曲」
往年の「マル秘報告」的雰囲気を再現しようと頑張った。あの効果音をシンセで再現しようとしたが、できなかった。未だに悔しい。
お題「桜をイメージした曲」
花びらが舞い落ちるさまを、エレクトロニックを土台に表現しようとしたが、うまくいかなかった。最後に苦し紛れに尺八風の音を入れて終了。こういう悔しさが、次へのエネルギー。
お題「重厚なSuper Sawを使用した曲」
JP8080のハード録音でやってみた。常に目の前に置いてあって、すぐに録音できるようにしてあるのだが、ついプラグインを使ってしまう。こうやって、たまに使うとやっぱり、面白い。
お題「学校をイメージした曲」
昭和の学校アニメ主題歌のサウンド感に寄せてみた。具体的には「ついでにトンチンカン」。グランジやテクノを経ても、職業作家が時代とのせめぎあいで生んだ音楽が、自身の核になっている。幼少期の刷り込みは強い。
お題「朝のカフェで流れているBGM」
気怠い朝の喫茶店で流れていそうな感じを、ボーカルありきで目指した。声ネタは、微妙に展開させたい時に如何ともし難いので、そこがネック。
お題:「ジャンル: Lo-fi Hip Hopで雨をイメージした曲」
憂いを帯びたピアノサンプルが見つかったので、切り貼りしたのと元フレーズとで展開した。すっかり定着した感のあるLo-fi Hip Hopだが、BGMとして機能する洗練された感じが難しい。音色自体はきれいな生楽器系のハイを切っているように聴こえる。キックとベースとスネアには、定形がしっかりある。これを丁寧にできるかと言われると、できない。ジャンル感を忠実に再現できるのは、職能に近いと思う。
お題「紫色をイメージした曲」
galaxy&ancientというテーマで。ホーンのサンプルがいい感じだったので、使った。クラシック系の音色を現代的に流用するのは、他の音をどう混ぜるかが難しい。この曲は、キックの音が決まっていない。
お題「紀元前をイメージした曲」
洞窟感とドコドコしたドラムをコンセプトに作った。ドラムはUVIのsoul drumsを加工したもの。ストリングスのサンプルを入れたが、もっと抽象的な音で広げたほうが良かった。紀元前っぽい抽象的な音が思い浮かばなかった。
まとめ
ひとつの素材から、パズルのように積み上げる曲作りが定型になっているので、異素材2つを接合するような曲作りにも挑戦してみたい。
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