深夜の2時間DTM 2022年5月と6月の感想戦
サンプル音源への依存度が増している。EDITとEFFECTで味を出しているが、偶然性に寄っかかりすぎな気もする。
お題「飛行機雲をイメージした曲」
追加したホーンっぽいサンプリングフレーズで、飛行機の上昇感が出た。パンエフェクトで、開いたのもうまくいったが、背景のオルガンの安定感に難があった。細部は、ヘッドフォンで確認した方が良い。
お題「てるてる坊主をイメージした曲」
一休さんのエンディングイメージで、和っぽい弦の音をメインに置いたが、パッドの音が当たっていた。この際、パッドは自重すべきだった。リズムの違和感は、このお題向きではないが、嫌いではない。
お題「コード:カノン進行の曲」
コードのお題は本当に苦手だ。好きじゃないジャンルや好きじゃないコード進行で曲が作れないというのが、日曜音楽家の限界である。もう、開き直るしかないし、少しずつ何とかなると信じたい。
お題「休日をイメージした曲」
残業後に、超深夜の2時間DTMを行うのが最近増えてきた。この曲は、普段よりさらにスタートが遅く、早く寝ないとまずいという焦りとともに作った。そんな日のお題が「休日」というのも面白い。さすがに1時間半程度で切り上げた。そうまでして参加させる魅力が、この企画にはある。
お題「スプラッシュシンバルを用いた曲」
リリースの長いハイハットなのに、BPMを早くしてしまい悪戦苦闘。でもこういう混乱してる曲の方が、地が出て面白い。何とかしようとジタバタした部分が、味になる。
お題「ジャンル:ロック」
久々に会った中学時代の音楽友達に「お前の技量で、中学時代好きだった音楽を作ってみたらどうなるの?」と挑戦的な言葉をもらった直後に、このお題が来たのでトライ。複数のサンプル素材を切り刻み、エフェクトで味付け。ボーカル素材をはめた。当時、パソコンの切り貼りで音楽が作れるようになるとは、思っていなかった。彼にはまだ聴かせていない。
お題「環境音を使用した曲」
水辺を歩く音を使って作った。環境音は、絵が浮かびすぎるので、あまり使わないが、全面的に使ってしまうと逆に絵が見えず、ありだなと気付かされた。深夜の2時間DTM塾で勉強中。
お題「使ったことのない音源を使用」
Waves electoric Grand 80とUVI digital Synsationsのみを使った。使わない音源は、PC負荷軽減のため入れていないので、インストールした上で制作。使ったことのないリズム音源はないので、リズムなしのアンビエントとなった。
お題「場面設定:バーゲンセール品の争奪戦」
air horn をセールの号砲代わりに使って、声ネタを刻んだ。争奪戦がスロー再生されているイメージ。ひたすら波形を切り貼りしたが、切り貼りが好きだ。「そんなのは、作曲じゃない」というのも、言われない寛容な昨今に複雑な気持ち。自分で言うのもなんだが、作曲をしている感はない。
お題「気象情報のBGM」
実際に気象情報を流しながら作った。声を邪魔しないBGMがいかに難しいかよく分かった。この曲は、まだ主張が強い。哀愁のギターサンプルが、作っていて笑けてきた。
お題「歴戦の剣士をイメージした曲」
流れるような刀さばきの侍感をギターサンプルで出してみた。音楽はギターからではなく、シンセから入っているので、ギター音を使うことに、偽物としての後ろめたさがある。ギタリストもピアニストも、尊敬しかない機械ニスト。
お題「サイドチェインを用いた曲」
サイドチェインは、よく使っているので、使いすぎた。ちなみに、Devious MachinesのDuckを愛用。上下の帯域ごとにかかり方を調整など、とにかく、使いやすい。曲タイトルは、Duckにちなんでアヒル優。
お題「ジャンル:レゲエ」
正確にはレゲエではなく、レゲトン。深夜の2時間DTMのジャンルものは、事前にspotifyで聴くのだが、現代のレゲエが、思っていたレゲエとかけ離れていたので、こんな感じで良かろうとやってみた。リズムと雰囲気レゲエ。
お題「テレパシーをイメージした曲」
UVI Falconで新たに搭載された複雑なアルペジエーターで、上昇系の弦楽器を作った。フレーズはさておき、UVIはやっぱり、音の強度が違うと思う。アタックが早いのかな。シンセはベース以外UVI。
お題「目の前の泣いている子をあやせる曲」
音階の跳躍が激しい音が、泣き止むという情報を得て挑戦。ただの奇怪な音楽になったので、子供っぽい音を慌てて足したところ、何とも言えないものが出来上がった。
お題「場面設定:下り坂を自転車で駆け抜けて」
場面設定のお題は、劇伴的意味合いが強いので、作曲勝負とは思うのだが、できないので、毎回「○○をイメージした曲」的になる。弾けないピアノは弾けないんだぜ。
お題「ミュートトランペットを使用した曲」
音の好き嫌いをいうべきではないが、ミュートトランペットの音は苦手だ。人間の息づかいを感じる音が苦手だ。友達のお母さんが作ったスパゲッティが苦手なように。
まとめ
仕事が忙しくなると、楽曲のクオリティー(自己採点)が下がるという当然の結果に頭を悩ませている。スパッと切り替えて、音楽の世界に深く入り込みたい。深夜の2時間DTM自曲を2ヶ月に1回程度、振り返っているが、最近、どう作ったのかさっぱり思い出せないので、作るたびに振り返る方式に変えたい。次からは、もう少し手を動かすDTMを意識したい。
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