『最初の悪い男』(ミランダ・ジュライ著 岸本佐和子訳 新潮社)をやっと読了。おもしろかった。
どこかで「文学は普通じゃないことを求める」みたいな文を読んだけど、じゃあ「普通」なんかこの世にあるのか?っていう気もする。
でもやっぱりカテゴリーとしての「普通の生活」とか「平均的な」とか「一般的には」というのはあるのだろう。
この物語にはいわゆるそういう「普通カテゴリー」に属する人が出てこないんだけど、登場人物全部が自分みたいな気もしました(笑)
タイトルの付け方が粋だなぁ!
ミランダ・ジュライ、やっぱりいいっす。
#ミランダジュライ #最初の悪い男 #読書