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くだらないことをしましょう。

「くだらないこと」で満ちたこの世界

すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う

憲法第26条第2項

日本の保護者はその子に、小中学校で教育を受けさせる義務を持ちます。いわゆる義務教育です。

ですが、その義務教育を受ける過程で、誰もが一度はこう思ったことがあるのではないでしょうか?

「どうして私は、こんなくだらない勉強をさせられているんだろう。一体何の役に立つの?」

  • 古文を学んで将来役に立つの?

  • 二次方程式の解き方を学んで何になるの?

  • 美術なんて学ばなくても生きていけるでしょう?

こんな具合に、です。

人によっては国語が得意だけど、数学が大の苦手。
逆に計算は得意だけど、古文が苦手な人もいます。
美術や音楽が苦手だった方もいらっしゃるでしょう。(私です)

そう、この世界はそのようなくだらないことで満ちているのです。
ではなぜ私たちは、そんな無駄とも言えることに、限られた時間を使わされるのでしょうか?

「私は美術が苦手…」

人によって長所は違う

なぜ私たちは義務教育で、そんなくだらないことを学ばされるのでしょうか。
答えは、人によって得意なことが違うからです。
すべての人には個性があり、得手不得手があります。
それを知るために、あらゆる教科を勉強させられるのです。

たとえば私にとって数学や理科は楽しい教科で、美術や音楽はくだらないことでした。

ですが他の誰かにとっては美術は得意で、数学や理科はくだらないことに思えていたのかもしれません。

マンガ「進撃の巨人」に、こんなセリフがあります。

「俺達を創った奴はこう考えた。いろんな奴がいた方が面白いってな」

オニャンコポン

そうです、世界には色んな長所、短所を持った多種多様な人間が存在します。
そして、そんな人間たちがお互いの短所を補いながら、社会は回っているのです。

趣味を持とう

あなたの仕事には、必ずしも知識や技術が必要ではないかもしれません。
ですがそれとは別に、何か突出した趣味を持ちましょう。
何だって良いのです。
料理でも良いですし、写真撮影でも良いです。
私のように生成AIの使い方を学ぶのでも良いでしょう。
自分が得意なことや好きなこと、すなわちできて当然だと思っていることは、他の誰かにとっては到底真似できないことかもしれません。

「ゲームが趣味」だっていい!

違う趣味の友達と交流しよう

先にも述べた通り、社会は人間がお互いの短所を補う形で成り立っています。
なので違う趣味の友達とも積極的に交流して、お互いの長所や創作物を披露しあうことはとても有意義です。
貴重なアドバイスを受けられるかもしれませんし、視野が広がることで新たな発見があるでしょう。

「くだらないこと」は、「役に立たないこと」ではない

閃きはくだらないことから生まれる

先日、とあるデザインの祭典に行ってきました。
そこでは「生きる上で役に立たない美術品、工芸品」を大の大人が本気で作り展示していたのです。
しかし、出展者の皆様はとても自慢げに、楽しそうに作品を披露していました。

インスピレーションという単語があります。
日本語で言うと、いわゆる「閃き」でしょうか。

そこで、私はインスピレーションを受けたのです。
私も何か創作物を作ってみたい。そう思うようになりました。
多くの作品に触れることで視野が拡がり、やってみたいことが見えてきたのです。

まとめ

違う専門分野の方とお話することは、とても有意義です。
そして疑問に思った点は、基礎的なことでもどんどん質問してみましょう。
相手も悪い気はしないはずです。

最後に一言。
くだらないことをしましょう。
それはあなたの人生をより楽しく豊かに、価値のあるものにしてくれるでしょう。

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ベルヌイ/緑のタヌキ
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