新型コロナウィルス:キャリー・シモンズ、野生生物の取引と動物の密売を終わらせるための新しい世界的な戦いに参加

「貿易を終わらせるため、グローバルな対応を動員することは、Covid-19のようなパンデミックが二度と起こらないためにも、今日私たちができる最も差し迫った行動です」

ボリスジョンソン(イギリス首相)の婚約者キャリーシモンズは、コロナウイルスの発生の背後にあると考えられている、野生生物の世界貿易を禁止するよう、世界政府に圧力をかける世界的な運動を支持している。

世界で起きている環境問題やそれに伴うグローバルな会話より、動物売買の阻止を国の指導者たちに要求するために、力を合わせてきた。

それは、科学者、政策立案者、医療専門家、そして大衆の集まりであり、貿易を終了する宣言に署名することにより、「将来のパンデミックを防ぐために世界的なパラダイムシフトを推進する」のを助けるよう呼びかける。

この運動は、The Independentが野生生物貿易に反対するキャンペーンを発足、保護活動家のジェーン・グドールが警告を発した後からはじまった:「私たちが環境を破壊するにつれ、動物はますます小さな空間に住み、ウイルスは動物から別の動物へと移っていきます。」

シモンズ氏は請願書に署名したことをツイートし、署名するよう促した:「この危機は、私たちがより良いことを始める機会を与えてくれています。 この動きもそれらの1つにしましょう。」

科学者は、Covid-19の由来はーー最も可能性の高いのはキクガシラコウモリ(馬蹄型の葉状のものを鼻に持つ、キクガシラコウモリ科のコウモリ)であり、センザンコウを介して感染ーー犬から猿まで生きた生物と死んだ生物を需要に合わせて食用に屠殺する、いわゆる「wet market」(肉、野菜、果物、鮮魚など生鮮食品を扱う市場)の動物からだど証拠づけているとしている。

これまでの流行病、2002年から2003年にかけて800人近くが死亡した重症急性呼吸器症候群(Sars)や、少なくとも11,300人が死亡したエボラ出血熱も動物に関係している。

WildAid、Global Wildlife Conservation、Wildlife Conservation Societyを含む新規Coalition to End the Trade(貿易を終了する)連合は、欧州委員会と協力して、特に消費を目的とした陸上野生動物の商業取引を恒久的に禁止すると述べている。

EUは、貿易が閉鎖されている間、「最も脆弱なコミュニティとエコシステムに対する緊急対応」を支援するために1,000万ユーロ(8.8百万ポンド)の提供を開始した。

専門家によると、人間を含むすべての生き物は、通常は病気にならない程度のウイルスをもっているが、(そのウィルスが)種を超えて感染すると壊滅的な影響を与える可能性があるという。

世界保健機関(WHO)はすでに、「危険な」wet marketを閉鎖するよう各国に要請しており、世界の指導者にも訴えている。

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