コロナウィルスについてもろもろ

やっぱりおかしいなと思う。なんだかもやもやする。
九月になって、新学期が始まった。それはオリンピック開催時期に新型コロナウィルスの感染が今までにない状況で広がり、東京の感染状況の悪化から、日本各地の地方でもかなりひどい状況になった時期だった。学校はいちおはじまった。が、今までよりさらにたくさんの注文がつけられた感じだった。学校から、教育委員会から連絡が来る。毎日熱をはかり、熱がなくても風邪症状があれば登校しないでください。家族においても同様です。デイサービス等の介護施設も基本同様で、感染拡大地域に行った際には、同居の家族がいった場合でも施設の利用を控えてくださいなど言われたりもする。
もちろん学校にいる教職員児童を守るため、他の利用者を守るためなのだろう。
ほんとかな？守ろうとしているのは何だろう？
コロナ禍ではなくても、家族のケアをしているとその家族についていろんな指示を受ける。自分のことではないので、それを実行するのはかなり難しい。だって言うことをきかせるってことになるし。この薬を飲ませてください。こういった食べ物はなるだけ取らないでください。体を動かすようにしてください。規則正しい生活をさせてください。必ず仕上げ磨きをしてください。お菓子は食べさせないでください。お野菜を食べさせてください。ジュースは飲まないようにしてください。忘れ物をしないように気をつけてください。などなど。普段でも十分負担だな。日々続く。もやもやもや。
私たちを守るため？私たちは思い遣って、気遣ってもらってるんだろうか？
熱があればはじかれる。風邪っぽい症状があれば疑われる。びくびくしなきゃならない。それは誰を守っているんだろうか？
守ろうとしているものの中に個人が見えてこない気がする。ひとりひとりが見えない。
結局同じことが繰り返されているだけなのかな。すこし落ち着いている状況だから今まで起きたことを考えておきたい。