②高く高く飛んだ12年間〜いて座木星と土星とプログレスの月〜
いて座木星が終わり、やぎ座に木星が本日入りました。
前回の2007年からのいて座木星から
12年間を振り返ってみた。
木星という12年の意識から
ここまでの人生を見てみたら
高く高く飛んだ12年間だったなぁと思う。
私にとっては
この12年間は
本当にそれまでの自分から
新しいフィールドへ飛び込んだ12年間で
それは、美澄里という個の存在の枠を越えて
わたしという存在と社会を繋げ
この社会に参加している美澄里という人間として
社会性を育ててきたようにも思う。
社会に自分ができることで
自分を差し出していくという勉強を
していたとも思う。
守られている安全で安心な
自分の身近な場所からの旅立つ冒険の始まり
だったようにも感じる。
それともうひとつは
自分の中の常識や正しさから
自由になることだったとも思う。
12年前の2007年
はじめての旅立ちと冒険は「結婚」だった。
わたしはそれまで実家暮らしだったので
親と離れて暮らした事がなかった。
料理も家事も一切した事がなく
めいいっぱい仕事と遊びと
自分のやりたいように時間もお金も
使っていた。
母にもあんたが主婦になれるのか?
心配だと言われ続けていた。
実家にいる時のわたしは
本当にダメダメで
口だけ達者で 笑
何も出来ないし、自由極まりなかった。
↑
当時は我慢してると思ってた所が恐ろしい 笑
今から見ると、奔放だった 笑
親といる事で得ていた安心からの旅立ちだった。
その頃の2007年いて座木星は
私の5ハウスに滞在。
家や親、安心場所、居場所
心理的基盤、エネルギーチャージとなる
4ハウスから飛び出して
ここまでに充電してきた自分で冒険していく5ハウス 。
ちなみに5ハウスには起業という意味もあって
私が起業するキッカケは
この結婚から生まれている。
ここから、私のお金への
執着と貪欲さも目覚めてきた。
決まったお金を頂くという給料から
自由になりたい願望が生まれ
同時に【お金を稼ぐ】という事への目覚めだった。
その頃、土星はしし座で
お金・自分の持ち物・才能・価値観
自分のエネルギーの扱い方を学ぶ場所
欲しいものを欲しいという素直さ
自分が与えられた資質を生かしていく事を
学ぶことから、お金に関する場所と
言われている2ハウスに滞在。
振り返りながら・・・
我ながら、まんまやん!と
驚いてしまう 笑
これまで
頂いた給料は
ぜーんぶ好きなように使っていたから
お金の管理などした事はないし
自分の食べたいものを食べてきてたから
食費や日用品がどれぐらいかかるのか?とか
そんな事すら、、、
分からない、知らないような世間知らずでした。
なのにね、
どうしても、わたしは
カウンターキッチンで
広いリビングが良かったので
なかなかな家賃の所に住みました 笑
主人と私の給料で大丈夫だろうと思ってたけど
まぁ、理想とは違って 笑
しかも、その理想とは違うことを
前の主人に当たり散らしていました 笑
ものすっごい子供。
↑
まさに5ハウス のテーマの子供を爆発させてた 笑
この頃のいて座はきっと
理想と現実のギャップを見せて
その隙間を埋めるために
自分を成長させて高みに
向かう働きだったのかなとも思う。
でも、今のいて座は
また、違うエネルギーになっていると思う。
なんとなく
この時期を振り返ると
大人の階段の〜ぼる〜♪って
感じだなと思う 笑
お金というものに
本当に執着がなかった私ですが
それは、執着しなくてもいいぐらい
お金について悩んだ事や困った事がなかったからと
わかりました。
お金では困ったけど
実際は困ってるものではなく
私が単に子供だっただけで、、、
そのほかの料理や家事は
意外にも好きだという事がわかりました。
これも旅立ったから
分かったことだった。
私の前の主人は
実家が地主さんで
大きな家だったので
ゆくゆくは、その主人の実家の敷地内に
家を建ててもらい住むことになっていた。
すぐには私が住みたくなかったので
3年の猶予をもらっていた 笑
とても理解のある義両親だったので
何も言わずにいいよとオッケーをくれたのにも
関わらず、、、
私は、家賃の高い暮らしで
やりたい事にお金を使えず
管理しないといけない事に
嫌気がさし
更には主人も坊ちゃんなので
二人でフツフツしていて
1年で実家へと移ることにした。
急遽、ワガママを言ったのにも関わらず
義両親は、敷地内に大きな家を建ててくれた。
当時の私は、母も専業主婦だったし
自分も専業主婦になりたかったから
私が働かなくなったら
やっていけなーーーーいというのがあって
義両親の元へ行くことにした。
仕事がしたくないというより
仕事は好きだったけど
専業主婦になって
家事や料理に専念したかった。
自分が今後根づく所が見つからず
コロコロと変わって
心が不安定だった
あっちへ行ってみたり
こっちへ行ってみたり
自分が落ち着く場所を探していた。
この時、自分の内側の春夏秋冬の季節のリズムや
いま、自分がどこにいるのか?を教えてくれる
カーナビみたいな役割のプログレスの月は
居場所や心の基盤を表す4ハウスの前にある
3ハウスに滞在。
移動や変化
状況に対応する力や
新しい風を受けて成長のための摩擦があったり
新しい世界との交流の場所でもあり
コロコロと移り変わる変化の場所だから
落ち着かないことで心が不安定にもなり
消耗しやすい部分もあるハウス。
わたしは、2007年は
これまでの居場所から旅立ち
それと同時にこれからの居場所を探すという事をしていた。
自分の着地点を探し、
その着地点(居場所であり器)を作る旅の始まりだった12年前。
着地点とは
自分が立つ場所。
12年が経ち
いま、思うのは
高く高く飛んだことで
見えた自分の大地と根っこ(着地点)
いま、着地している大地は
どこか遠くにあったわけでもなく
ずっと、わたしのそばにあったもの。
着地したのは
自分自身の大地と根っこだった。
それは、原点と望み・願い・理想・ゴールは
共にあるという事を教えてくれた。
そして、この12年の旅を終え
いま、自分の大地と根っこに
旅で見つけてきた宝物(栄養)を
落とし込んでいく。
それは、まるで
枯れ葉が時が来たらヒラヒラと落ちて
また、その枯れ葉が
木と大地と根っこの栄養になって
また、大きくなっていくように。
あなたはこの12年前から
どんな新しい旅の物語が始まっていましたか?
どんな旅を通過して
どんな宝物を手にしてきましたか?
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