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『記憶と空想』Hope谷川俊太郎氏書き下ろし

NY Street Photos
Hope 谷川俊太郎氏書き下ろし

口で喋るだけでなく
自分の手でコトバを壁に書きつけたくなることがある
心を誰かと分かち合わないと
自分が人間じゃなくなってしまうから
            谷川俊太郎

Once in a while I feel like writing down my words on a wall
as well as opening my mouth to speak
because I can no longer become a human
without sharing my heart with someone else's.
Translated by William I. Elliott & Katsumasa Nishihara


HOPE



今年のノーベル平和賞は日本被団協が受賞する
そんなタイミングで、まだまだ被爆するということがどういうことかが全く世界に知られていないことを知りショックを受ける。こんな時代だからこそ、絶対に核兵器を使ってはならない、そんなことを世界に伝えるための受賞であるとも読んだ。

4月に沖縄にて貴重なお話を聞けることになった。勿論私は写真家として、必ず記憶に残るものを撮ってきます。

まだまだ伝えなくてはならないことが山ほど。少しでも私の撮る写真が誰かの幸せに繋がるよう、これからの30年も心を込めて撮り続けます。

この写真を見るとあの悲しい記憶が蘇り、私たち大人が子供たちに未来を作らないとならないことを思い出させます。

私は自分の周り100mくらいの目の前の方の幸せのために撮り続けます。その方の半径100mが幸せになったら、そのまた周り...永遠に幸せは続くと思っています。

ここからもどうぞよろしくお願いいたします。


『記憶と空想』より
~ あなたが綴る100万通りの物語 ~ 
写真・文 Midori S. Inoue 第一章言葉 谷川俊太郎
Amazon: https://amzn.asia/d/ezCTtOM

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