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Wigstock 『記憶と空想』谷川俊太郎氏書き下ろし

港から巨大な客船が今大西洋へと出て行く
羨ましいと思う人 関係ないよと思う人
昨日突然解雇された人 売れない詩を書いている人
街に生きるひとりひとりの私史を書きたいと思っている人
                   谷川俊太郎

A big passenger ship now sets sail for the Atlantic from a port.
There are one who feels envious of it, one who thinks it has nothing to do with him, one who was suddenly fired yesterday, one who writes poems that don't sell, and one who wants to write the personal history of each person living in the street.
         Translated by William I. Elliott & Katsumasa Nishihara

『記憶と空想』より
~ あなたが綴る100万通りの物語 ~ 
写真・文 Midori S. Inoue 第一章言葉 谷川俊太郎
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Wigstock

今日初めて、この言葉を読んでいて、ふと、「俊太郎さん、私のことを書いてくださっている!」って思っちゃいました。他の作品で、「これって私」「これって俊太郎さん」って思うところは沢山ありますが(写真家の妄想www)、今日初めて、この言葉が私にヒットして、うるっとしちゃいました。

写真も100万通りの見え方があり、人それぞれ。
俊太郎さんが書いてくださった言葉も、受け取る一人一人がそれぞれの解釈でいいのですよね〜。と、私は勝手に私を投影しちゃっています。

ぜひ皆様も、それぞれのストーリーを想像してみてください。そして、是非是非、この本の空白の部分や写真の上などに、お好きなように書き込んで、描きこんでください。この本は書きやすい画材紙でできています。俊太郎さんが書いてくださった言葉も、受け取る一人一人がそれぞれの解釈でいいのですよね〜。

Have a wonderful time with this "MEMORIES" and "IMAGINATION"

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