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Snowy Midnight in Central Park / 『記憶と空想』

写真家 Midori S. Inoue の 90年代 NY でのストリートフォトと、詩人・谷川俊太郎氏の言葉から生まれたフォト絵本「 記憶と空想 」 。第1章は、Midori S. InoueのNYでの写真から、詩人の谷川俊太郎さんがイメージした言葉が連なっています。

手に取ったあなたが、物語を紡いでゆく、この本をもっと遊んでほしい。
そんなことを考えながら、個展に足を運んでくださったみなさんに、ページに落書きをしてもらったり、思いついた言葉やイメージを書き留めてもらいました。

すてきな作品を少しずつご紹介していきます。



雪のセントラルパーク。ダウンタウン在住の写真家ご夫妻宅で食事をした後、夜11すぎにバスに乗ってセントラルパークへ訪れたときの一枚。私が降りるのを心配そうな顔で見る運転手さんに「明日のニュースで、日本人がセントラルパークで死んでたと聞いたら私だって思ってね!」って冗談交じりで言いましたが、こんな夜中に公園に行くのは自殺行為。公園に足を踏み入れるのも不安でいっぱいでした。でも、真夜中のセントラルパークはたくさんのの元気なニューヨーカー達と犬達、巡回するお巡りさん達と馬車でいっぱいな天国でした。

「記憶と空想」キャプションより

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