『記憶と空想』 独り言
2024年11月11日
久しぶりに94歳になる叔母に会えます。
父方の最後の親戚である叔母は、
私にとっては、小さい頃からメンターでした。
真面目だけが取り柄の父とは真反対で、おおらかで猪突猛進なところ...私がそっくりもらっちゃったみたいですwww。大学進学時も、悩んでいた私に鶴の一声…山の中の大学と都会のど真ん中の短大。「都会がいいわよ!」その一言で私の人生が青山短大から世界に開かれたのですwww。その一言がなかったら、夫とも出会っていませんでしたし、コミュニケーションやArtを勉強することもGeorge Washington大学に編入することもなかったです。NYに移住することもなかったですね…www 写真家にもなっていなかったし、この『記憶と空想』も出版されていませんでしたね…人生おもしろすぎます!ただただ、叔母には感謝です。
我が家の定番のコーンスープは叔母直伝ですし、ベシャメルソースも叔母直伝。明日は、叔母がよく作ってくれたグラタンが食べられるとことに行くことにしようとふと思いつきました。
夏休み忙しい両親に代わり、軽井沢や色々なところに連れて行ってくれたのも叔母です。ぶっ飛んでいるところ、やりたいことは諦めないところ、自然体の姿は叔母からもらったようです。美味しいものが好きになったのも、叔母の影響かもです。ザイールに赴任していた叔父と別々に暮らしていた叔母、強かったですね…それは父方の祖母や曽祖母もそうだったみたいです。
そんな叔母に久しぶりに会えることが本当に嬉しくて。
父のことや祖父母のこと、家族のことを色々と聞きたいと思っています。
覚えていることだけでも良いので、話ができたら嬉しいと長年思っていたので、ようやく会えるのがありがたい限りです。
そして、表題のこのカメラは父の遺品から出てきたものです。叔母が名古屋で買ってきてくれたって以前聞いた覚えがあるので、明日確かめられたらな〜って思います。思い出してくれたらでいいので…
このカメラは、父がカメラ好きだったことも忘れていた時、突然あちらに行ってしまった父の部屋から発見。私が写真の道を選んだ時も、父は自分の趣味だった写真のことを一言も口にしませんでした。
遺品から出てきた、たくさんのカメラや機材…なんで言ってくれなかったんだろう?きっとアマチュアの父がプロになった私にいうことなどないって思ったのでしょうかね?色々と話がしたかったです。今思えば、父が撮ってくれた写真が私の今のスタイルに大きな影響を与えているみたいです。父の趣味のことも明日聞けたら嬉しいと思います。
自分が主役になった瞬間を連写してくれた応援団の写真。
「あなたらしさ」が写る、主役になった瞬間。
36年間 私の変わらない撮影スタイルです!
ということで、前置きが長くなりましたが…
『記憶と空想』のシリアルナンバーに使っているハンコは
このカメラです。
叔母に2014年mu個展の際 お嫁入りさせていただいた
Snowy Midnight in Central Parkもこの本に入っているので、
喜んでくれると嬉しいです。
つらつらと今の思いを綴っちゃいました〜。
読んでくださってありがとうございます!