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8年使っている手帳:シンプルが最強。

ここ8年ほど、MIDORIのMD Notebook Diaryの手帳を使っている。

先日、来年用のも購入した。

この手帳をずっと使っていて思うのは、「シンプルって最強」だなということ。

マンスリーページ・罫線つきページ・無地ページだけというミニマルな構成で、手帳自体がうるさくなくて、心地いい。

さらに、シンプルだからこそカスタマイズが自由にできる。

この8年、下の子の出産・育児・フリーランスとして開業、となかなかに生活の変化が大きかったのだけど、その変化に合わせて使ってきた。

手帳にはある程度しっかりと基本の枠組みがあった方が使いやすい人もいると思うので、みんながみんなにぜひおすすめというわけではないのだけれど、逆に区切りがあるとストレスを感じてしまったり、自由にカスタマイズして楽しみたい人にはおすすめしたいシリーズ。

私の場合、育児中は日によっては用事もない、書くこともないということが多かったし、仕事をしている今も、毎日会議や予定が目白押しというわけではないので、時間軸のあるバーチカルはすっかすかになってしまうことが多い。

そうなると、なんだか空欄が多くなり、空欄が多いと手帳を開くのが億劫になってしまったのだ。

しかし、この手帳にしてからは自分の生活のテンポに合わせた使い方ができるようになり、手帳を書くのが楽しくなった。

私のカスタマイズの仕方はこんな感じ。

書き込みやすい下部と右端にある余白

マンスリーページには、

・自分や家族の日々の予定
・その月やるべきこと
・その月取り組んだ仕事
・その月に触れた映画や本、展覧会

などを。

太い罫線の区切りがあり使いやすい

罫線ページは、何ページかごとにページを区切って

・1年の目標
・毎月の目標(ハビットトラッカー含む)
・毎日のto doや予定(バレットジャーナル風に)
・やりたいことリスト
・友達の住所
・見たい映画や本のメモ

を書いている。

出産前後の年には、毎日のto doの代わりに日記を書き留めていて、イラスト入りで子どもの言動などを記録し育児日記も兼ねていた。

ただの罫線だけで、日にちによって区切られているわけではないので、日記も好きなテキスト量で書けるのがストレスにならない。1行の日があってもよし、6行の日があってもよし、と決めたら気持ちが楽になった。

今は、仕事や子どもたちの学校関係でやるべきことの把握が必要になったので、ゆるいバレットジャーナル風に活用している。

白紙ページはメモとして。

・気になった言葉
・浮かんだ仕事の企画
・映画や展覧会の感想

などを書き、あとで見直して「ああこんな刺激があった」と思えるところに。

展覧会のチケットや切り抜きなどを貼ったりもする。途中で追加したいコンテンツができても自分で使いやすいようにカスタマイズできるので、そこもこの手帳のよいところ。

シンプルすぎて寂しくなったら、マンスリーの部分をマスキングテープやシールでデコるときもある。

なお、私は文庫サイズと新書サイズをその年によって使い分けている。

大きな手帳はたくさん書ける分、重くなってしまい持ち歩かなくなるので、外でも何か書き留めたい派の私には、この厚くなく嵩張らない2つのサイズ感はとてもありがたい。

カバーは透明カバーをかけてから好きなラッピングペーパーを挟んだり、好きなカバーをかけたりと、こちらも気分によってアレンジできるのが楽しい。


シンプルって可能性が広がることだよなぁとこの手帳を使っていて実感する。

まだまだしばらくこの手帳に、私の人生にお付き合いいただく予定。来年はどんなコンテンツをいれようか、どんな使い方をしようか考えてわくわくしている。